いつもFANBOXをご利用いただきありがとうございます。 現在、FANBOXにおけるAI生成作品の取り扱いに関して多くのご意見をいただいております。急激に発展している技術への対応が追いついておらず、皆さまにご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。 皆さまからのご意見や現状を考慮し、私たちFANBOX運営の...
学生の皆さんへ 2023年5月11日 学長 樺山祐和 現在、ChatGPTをはじめとした生成系人工知能(生成AI)についての議論が高まっています。そして、今後ますます技術が進み、また社会にも深く広く浸透していくことが予想されます。 美術大学としてはよりよい「学び」を得てもらうべく、こうした新技術を柔軟に活用し、また危惧される側面にも十分に配慮し、制作や研究に真摯に向き合ってもらいたいと期待しています。このメッセージでは、以下の6点を軸に、生成AIをめぐる現状と課題について大学としての見解を記述します。 身近なツールとなってきた生成AIを、まずは自分の目で確かめてみよう。 生成AIの問題や可能性についてより深く考えていこう。 個人情報や機密情報、また悪意のある内容の入力は絶対にしてはいけません。 レポートや論文に、生成AIの回答をそのまま用いて提出することを禁止します。 生成AIを引用すると
急成長するジェネレーティブAI分野でここ最近、最も注目され、最も議論を呼んでいるスタートアップがサンフランシスコを拠点とする「OpenAI(オープンAI)」だ。フォーブスは、1月中旬に同社の共同創業者でCEOを務めるサム・アルトマンにインタビューを行い、同社の人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」の最新の動向や、AIツールがグーグルの検索ビジネスにもたらす脅威について質問した。 ──ChatGPTの人気ぶりや、収益化の推進、Microsoft(マイクロソフト)との提携などの状況を見ていると、ジェネレーティブAIのカテゴリーは今、転換点に差しかかっているように見えます。あなたの立場から、OpenAIはそのプロセスのどこにいると感じていますか? 今は確かにエキサイティングな時期だと思いますが、私としてはこれがまだ、きわめて初期の段階にあることを望んでいます。社会に前向きなインパクトを
それがこちら! 「AIのべりすと」というサービスです。 空欄にサンプルとなる文章を入れると、勝手に続きを生成してくれるというものらしいです。さっそくサンプルを入力してみましょう。 どうせAIが続きを書くなら適当でいいか……。 よしお伝説 俺の名前はライスボールよしお。 今日は待ちに待った「炊飯器ドッジボール」全国大会決勝の日だ。 炊飯器ドッジボールとは、ボールの代わりに炊飯器をぶつけあう危険きわまりないスポーツである。 俺はそのスポーツの関東代表エースなのだ。 「いよいよか……」 「よしお、お前も勝ち残っていたのか」 声をかけてきたのは、 ここまで書きました。無責任に書いたので炊飯器ドッジボールがなんなのかは私にもよくわかりません。 書けたら入力欄の下にある「続きの文を書く」を押します。しばらく待つと、続きが生成されます。 声をかけてきたのは、俺のライバルであり親友でもある男だった。 「お
連載目次 用語解説 機械学習におけるみにくいアヒルの子の定理(醜いアヒルの子の定理: Ugly Duckling theorem)とは、何らかの「仮定(=事前知識や偏向、帰納バイアス)」がないと「分類(=類似性の判断)」は(理論上)不可能である、ということを主張する定理である。つまり分類やパターン認識において、あらゆる特徴量を客観的に同等に扱うことはできず、何らかの仮定に基づいて主観的に特徴量選択を行うことが本質的に必要であることを示す。 概念的にはノーフリーランチ定理に似ており、機械学習で必修の定理として一緒に学ぶことが多い。ノーフリーランチ定理は「あらゆる問題を効率よく解けるような“万能”の機械学習モデルや探索/最適化のアルゴリズムなどは存在しない」ことを主張する用語である。一方、みにくいアヒルの子の定理は「仮定/事前知識がない場合には、分類性能が高くなるような“最良”の特徴表現/特徴
大量のデータを分析して特徴点を見いだし、何らかの識別を行う仕組み(識別器)を作り出す「機械学習」(ML)やそれを生かした人工知能(AI)技術。これらをうまく活用すれば、より良いセキュリティ対策を実現できるのではないか――そんなコンセプトで研究を進め、ML/AIを活用した不正検知システムを提供するスタートアップ企業、ChillStackを立ち上げた伊東道明氏に、企業のセキュリティ対策にAIが求められる背景や、MLとセキュリティの掛け合わせが秘める可能性について尋ねた。 機械学習とセキュリティ、掛け合わせの相性が良い理由 伊東氏は法政大学でML関連の研究室に所属しているが、入学当初からセキュリティに興味を持ち、CTF(Capture The Flag)や「セキュリティ・キャンプ」などの場に参加しながら技術を磨いてきた。「ずっとセキュリティ関連の勉強をやってきたが、3年生になる時、新しいことを学
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最近は人工知能分野の話題に事欠かないので、IT系に詳しくない人でも、Deep Learning がどうとか、人工知能がどうとかという話題を耳にすることが多いと思います。 猫も杓子も Deep Learning な世の中ですが、そもそも人工知能とか Deep Learning ってなんなんだっけ? という疑問に答えられる人は多くないはずです。 今回は、広く浅く、人工知能と Deep Learning について書きます (この記事をご覧になればわかるように、人工知能 = Deep Learning では決して無いのですが、両者はよく並んで紹介されるので、ここでも同列に書いています)。 最初に結論 Deep Learning は(真の)人工知能ではない。なんでもかんでも人工知能って呼ばない。 「Deep Learning」、「人工知能」ともにバズワード*1になりつつあるので気をつけよう。 コンピ
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