『ねとぽよ』という電子雑誌に記事を書かせてもらいました。 「ネットの平和を守る市民団体」という自称で(笑)、スマートフォンやGoogle+を操るいまどきの若者が集まって、それぞれの得意分野への愛と知識と若さを披露し合う「場」になっています。ぼくの担当は日本の電子書籍業界の動向まとめです。自身初の実用文ということで緊張しておりますが、旬の話題がぎゅっと詰まっていてとってもお得だよ。 というわけで、今回は宣伝も兼ねて、ケータイ小説のことを書きます。 昔流行った、当時は世界最先端だった電子書籍です。 wikipediaがガッツリまとめているように、一時の流行はすさまじいものがありました。周知の通り、既に歴史的役割を終えた感はあります。貶すほうも褒めるほうも大げさだったし。ほとぼりの冷めたいま、回想すれば、ケータイ小説の流行によって、低リテラシー層向け文芸作品の市場がひとつ増えました。既存の少女向