印刷 関連トピックス野田佳彦総選挙衆院本会議で質問に立つ自民党の谷垣禎一総裁=26日午後1時3分、国会内、仙波理撮影 野田佳彦首相の施政方針演説に対する代表質問が、26日の衆院本会議で始まった。自民党の谷垣禎一総裁は、消費増税を「マニフェスト違反で、議会制民主主義の歴史への冒涜(ぼうとく)だ」と批判。「有権者に謝罪したうえで、国民に信を問い直すしかない」と述べ、消費増税法案の成立前の衆院解散・総選挙を求めた。 谷垣氏は、民主党がマニフェストで消費増税に触れていないことから、「消費税率引き上げを行う権限を主権者から与えられていない」と指摘。野田首相が施政方針演説で、消費増税の必要性を唱えた自民党の首相の演説を引用して協力を求めたことに対し、「ときの総理の呼びかけにも応じなかった民主党は、逃げ回るばかり」と反論した。 野田政権がまとめた消費増税と社会保障の一体改革の素案で、税率10%への