捜査当局による証拠の捏造を示唆した静岡地裁の決定と袴田巌さんの釈放からまだ一ヶ月もたっていないわけですが、すでにこの社会のマジョリティは事件報道(それも公安事件の)を鵜呑みにする“日常”に立ち戻っているようです。それにしても、この国の警察が「逮捕されるなんて、ろくでもないやつだろ」という観念を深く深く私達の心に刻み込むことにどれほど成功しているのかを考えると、空恐ろしいですね。シャラップ上田は、間違いなく私達の代表です!
始まりは、今年の2月。NHK会長就任時の記者会見において、歴史研究の蓄積を無視した私見を披露したこと。 籾井勝人NHK新会長が就任記者会見で、日本軍慰安所制度の固有性を無根拠に否認したとのこと - 法華狼の日記 http://www.asahi.com/articles/ASG1T5J3XG1TUCVL005.html 籾井氏は従軍慰安婦問題について「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあった」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述べた。飾り窓はオランダなどにある売春街を指す。 他国がおこなっていたことは、批判に対する反論にはならない。 やがて該当部分の書き起こしが複数おこなわれ、ノーカット映像も公開された。先に記者の質問がありつつも、問われていないところまで私見を述べたことがはっきりした。 籾井勝人NHK新会長記
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