河野太郎防衛相は23日の記者会見で、米国のボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が回顧録で在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を年80億ドル(約8500億円)に増額するよう日本側に要求したと記していることに関し、「米国からこの件について何か要求があったことはない」と否定した。
全米で人種差別への抗議活動が続く中、ニューヨークのアメリカ自然史博物館にある、セオドア・ルーズベルト元大統領の像が撤去されることになりました。馬に乗った大統領が、アメリカ先住民とアフリカ系の人物を従えたこの像は、植民地主義の象徴だなどとして以前から批判の対象となっていました。 国内外から多くの人が訪れる、アメリカ自然史博物館の正面にあるセオドア・ルーズベルト元大統領の像は、馬に乗った大統領がアメリカ先住民とアフリカ系の人物を従えていて、植民地主義や白人優位主義の象徴だとして以前から批判の対象となっていました。 博物館側は「像をめぐる議論についての展示を行うなど対話を進めてきたが、それだけでは不十分なことが明白になった」と説明しています。 撤去について、ニューヨーク市のデブラシオ市長は「正しい判断だ」と述べているほか、ルーズベルト元大統領の親族も「銅像を撤去し、前に進むときだ」とコメントして
銅像が民衆に引き倒されたり地名が変えられた例としては、東欧革命のほうが時代的距離も類似性もずっと近しいものがあるはずなのに突然文革に飛んでしまうのは日本のインターネット特有のバイアスなのだなー、と痛感する。
BLMへの評価はともかく、黒人は集団として信用を得なければならない、一部逸脱行為をする者がいればそのことによって黒人全体の信用が毀損されても仕方ない、という発想はまさしく差別なので、これはさすがにまずいんじゃないですかね。 https://t.co/Yte34jCrbq
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トランプ米政権は、一部就労ビザの発給を停止する方針を固めた。政府高官が22日明らかにした。オクラホマ州タルサで20日撮影(2019年 ロイター/LEAH MILLIS) [ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米政権は、一部の就労ビザの発給を停止する方針を固めた。政府高官が22日明らかにした。米経済を支援する措置というが、業界団体は強く反対している。 同高官によると、特殊技能職ビザ(H1B)や企業内転勤者ビザ(L1)の発給が年内停止される。非農業季節労働者ビザ(H2B)も食品サービス業を除いて発給を停止する。 IT(情報技術)大手などの企業や米商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大ですでに打撃を受ける経済をさらに圧迫するとしてビザ発給の停止に反対する姿勢を示している。 ただ、現在は新型コロナの影響で米国の領事館は世界的に、通常のビザ業務の大半を停止しており、今回の措置が直ちに及ぼ
アメリカで大量の失業者が問題となる中、トランプ政権は、アメリカ人の雇用を優先するためだとして、外国籍のIT技術者が取得する就労ビザなどの発給を年末まで停止すると発表しました。 理由についてホワイトハウスは、国内で大量の失業者が問題となる中、アメリカ人の雇用を優先するためだとしていて、今回の措置でアメリカ人52万人分の雇用を生み出せると試算しています。 また、安い賃金で働く移民の流入を防ぐ対策であることも強調していて、トランプ大統領としては秋の大統領選挙での再選に向けて、アメリカ第1主義を鮮明にするねらいもありそうです。 一方、今回の発給停止の対象には、アメリカに拠点を持つ企業の駐在者の一部が取得する「Lビザ」も含まれることから、日本企業への影響も懸念されています。
相手が明確に同意の意思を示していない中で性行為を行った場合、罪に問われるよう法律を改正したところ、性的暴行の罪で有罪となった件数が、改正前に比べて75%多くなったことがスウェーデンの司法当局のまとめでわかりました。 改正前までは、日本と同様、加害者による暴力や脅迫などによって抵抗できない状態だったことを、被害者側が立証する必要がありましたが、法改正の結果、ことばや態度で同意の意思を示していたかが最も重視されるようになり、暴力や脅迫の有無は問われなくなりました。 その結果、改正後の去年1年間に性的暴行で有罪となった件数は333件と、改正前の2017年の190件に比べて、75%多くなったことが法務省の犯罪防止評議会のまとめでわかりました。 評議会は「法改正が被害者の正義につながっている良い兆候だ」としたうえで、学校や家庭で性行為の同意について議論が進むことを期待しているとしています。 ヨーロッ
動画には「描写がステレオタイプ的だ」「複雑な背景をあまりに簡略化している」との批判が相次いだ(NHKは9日に動画を削除し、謝罪)。中には、米国の人種差別の実態を理解するには、「制度的人種差別」を学ぶことが欠かせないとする声もあった。 BLM運動や米国の人種差別についてより詳しく知るため、米国史の専門家で、米国研究者がNHKに提出した同動画への要望書の呼びかけ人の1人でもある一橋大学教授の貴堂嘉之先生にお話を伺った。 ◆ ◆ ◆ 社会構造に組みこまれている「制度的人種差別」って? ——白人警官によるジョージ・フロイドさんの殺害、そしてその後のBLM運動を受けて米国では「制度的人種差別」についての議論が活発に行われています。「制度的人種差別」とは何か、教えてください。 貴堂嘉之先生(以下、貴堂)英語ではinstitutional racism(インスティトゥーショナル・レイシズム)というのです
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