英イングランド北東部で、アストラゼネカ製ワクチンの接種の準備をする医療従事者(2021年2月10日撮影)。(c)Paul ELLIS / AFP 【2月11日 AFP】南アフリカが、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)と英オックスフォード大学(University of Oxford)が共同開発した新型コロナウイルスワクチンを交換または売却し、その代わりに、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンの接種を検討していることが分かった。アストラゼネカ製ワクチンが南ア変異株に対して効果が低いとみられる研究結果を受けたもの。ズウェリ・ムキゼ(Zweli Mkhize)保健相が10日、明らかにした。 アフリカで新型コロナの被害が最も大きい南アフリカは、今週開始予定だったアストラゼネカ製ワクチンの接種を一時中止している。同ワクチンは、南ア変異株による軽症~中等症の