気候崩壊後の人類大移動 作者:ガイア・ヴィンス河出書房新社Amazon暑い日が続く今日この頃。日本国内は避暑で逃げようにも北海道ですら歴史を更新する猛暑が続き、どこに行けばいいのかと途方にくれてしまいそうになる。しかも、地球温暖化は続くのだ。このままだと、国外に居住地を移す人も増えてくるだろう。 本書『気候崩壊後の人類大移動』は、そうした「人類大移動」の未来について書かれた一冊だ。我々はいつ、どこで、誰が移住を強いられるのか。我々はどこに行くべきなのか。また、そんなにたくさんの人類が移動することに現行のシステムはとても耐えられそうにないが、では今後世界はシステム・運用方法をどうかえていけばいいのだろうか。本書は国境問題や移民政策、食糧問題にジオエンジニアリングに都市計画まで、気候変動をとっかかりに無数のジャンルを網羅し検証していく科学ノンフィクションで、暑さに参ってしまっている人にオススメ
デンマーク出身のラース・フォン・トリアー監督。仏カンヌで(2018年5月14日撮影)。(c)LOIC VENANCE / AFP 【8月25日 AFP】問題発言で知られるデンマーク人映画監督ラース・フォン・トリアー(Lars Von Trier)氏(67)が、デンマークが米国製戦闘機F16をウクライナに供与することを批判し「ロシア人の命も大切だ」と投稿し、物議を醸している。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は20日、デンマークを訪問。メッテ・フレデリクセン(Mette Frederiksen)首相と共に供与予定のF16を視察した。 これを受け、トリアー氏は22日、インスタグラム(Instagram)に英語で「ロシア人の命も大切だ!」と投稿。「ゼレンスキー氏とプーチン氏、そしてとりわけ(大恋愛中であるかのような満面の笑みを浮かべ、現代で最
今回紹介する小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波書店)は、すでに話題を集めている本で、このタイトルを耳にしたことがある人も多いだろう。 【画像】「えっ…!」これがヒトラーの「愛車」です(計8枚) タイトルから「ナチスは「良いこと」もしたのか?、いや、そうではない」という反語の命題を読み取り、 「ナチスの行った「絶対悪」の前では、いかなる行為も「良い」とは認められない」 という主張を行っている本だと想像する人もいるかもしれないが、ポイントはタイトルに「検証」という言葉が入っているところにある。 本書は、「ナチスも「良いこと」をした」というときにあげられる行いを俎上(そじょう)に載せながら、「それは本当に良いことだったのか」ということを確かめていった内容になる。 ナチスの行ったホロコーストや障害者の「安楽死」などが、「悪い」ことであることには議論の余地はないが、
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