ブックマーク / www.axis-cafe.net (3)

  • 違いのわからない人たち - おおやにき

    さて前エントリで触れなかったのが、議会多数派による意思決定がいかなる個人も基的人権を奪われてはならないとする(1)リベラリズムに反していた場合にはどうするか、という問題である。まず確認すべきなのは、この点に関する最終的な判断は憲法98条1項および81条によって裁判所に委ねられており、ということは実際に損害が発生したことを前提に提起される訴訟においてしか確定されないということである。だがもちろんそれは立法が実現したあとの・事後的段階であり、そこにおける判断を踏まえて投票の場面における意思決定を行なうことは端的に不可能である。我々は、事後に裁判所がどのように判断するかを予期し、その予期に対して賭けざるを得ないということになるだろう。 だがもちろん我々としてはできるだけ分のいい賭けを挑みたいだろう。そこで私としては、内閣法制局が行なう法令審査を信頼することが一つの相当安全な手段になると考えてお

    Gl17
    Gl17 2013/12/08
    世論の支持なく、ツワネ原則の専門財団からは21世紀最悪と呼ばれ、議論不足という評価が大半で法制定強行しても、手続さえ整っておれば選挙で負けた奴は抵抗の資格がない。民主政権ならこうは言わなかっただろね。
  • 認められない人たち - おおやにき

    多少長くなりそうなので、久しぶりにブログで書く。まず特定秘密保護法案とその採決過程に関してtwitterで書いたところ、法華狼氏(はてなID:hokke-ookami)がHatena Diaryで「[ネット][トンデモ]「少数派の意見や権利を守る」「少数派に意見表明の機会を与えたら淡々と採決すればいい」どっちだよ」という文章を書かれたので、twitter上で以下のように言及した。 特定秘密保護法案は内閣提出法案である(=法制局審査を通っている)という程度の違いにも気付かないレベル、ということで。 RT @hatenaidcall @takehiroohya id:hokke-ookamiさんから言及がありました http://t.co/mB2BvQq4kC — Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2013, 11月 28 もうちょっと丁寧に言うと、整合性や強制可能性

    Gl17
    Gl17 2013/12/08
    国民的多数意思に、議会多数(実質少数)政権が反するという今件でこの話は根幹錯誤では。デモ側一切の抵抗が奏功しなかったのにその『強制』を論う転倒。個別事案の賛否と投票をリンクさせたら結局全権委任になるよ。
  • 暴力装置 - おおやにき

    いやいや何を言っているんだ自衛隊は国家の暴力装置に決まってるだろう(参照:「仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 参院予算委で発言、撤回」(asahi.com))。国家が(ほぼ)独占的に保有する暴力こそがその強制力の保証だというのは政治学にせよ法哲学にせよ基中の基であり、その中心をなすのが「外向きの暴力」としての軍隊と「内向きの暴力」としての警察である。で、日では主として歴史的経緯によりこの両者が相当明確に区別され、かつ現実的にもあまり仲が良かったり悪かったりという話があるわけだが(戦前ならゴーストップ事件が典型ね)、フランスやイタリアにある国家憲兵隊制度や、発展途上国に多い警察軍制度に示されているように暴力としての質に違いがあるわけではなく向きを変えれば同じものであると、そう整理されることになる。 その上で、まあ法哲学的にはゆえに国家は質的に悪であるとする立場と、しかしこの暴力抜きには社

    Gl17
    Gl17 2010/11/19
    この程度の常識の誤りに「知らなきゃ非難していい」「論者のイメージが悪きゃ何言っても可」だの擁護ブクマ未だ付くのに呆れる。一片の補足もなく誤った事態を垂れ流す報道も酷い。前空幕長の反応やはり最悪。
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