毎年恒例のナショナル・ジオグラフィック・フォトコンテストが終了し、2013年度の入賞者が発表された。この一年で世界中で撮られたベストな作品の一部をちょっと拝見してみよう。 コンテストには大きく分けて「people、places、nature (人、風景、自然・動物)」の3つの部門が設けられている。このコンテストのすばらしい特長の一つは、視覚に訴える優れた構図に加え、背景の重要性もしくは興味深さの二つを兼ね揃えた作品が選ばれるという点だ。 グランプリ、奨励賞いずれも美しく意味深長だ。単なる"風変わりな珍しい写真"とは一味違うソウダースの作品は、"急速に解ける北極の氷で生活しなければならない白熊"という危機的な状況も伝えている。タンの写真が伝えるのはワーキングマザーとその子供だけではなく、中国の急速な近代化が迫る小さな田舎町のたたずまいを表現している。 グランプリ及びNature部門/最優
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