処理速度の向上やカメラ機能の強化などがなされた「iPhone 3G S」が2009年6月26日に発売される。それに先がけ、6月18日にiPhoneの新しいOSであるバージョン3.0が公開された。そこでOS 3.0の内容と、それを搭載した新型「iPhone 3G S」の“買い”度について考えてみよう。 コピー・ペーストやMMSなどが使えるように iPhoneのOSの新バージョン3.0は、PCのiTunesからダウンロードし、インストールする形となる。OSの更新にPCがあることを前提としている点はやはり不満だが、時間的には従来のOSアップデートと同じ程度であり、更新自体はそれほど面倒な作業ではない。 OS 3.0になって大きく変わった点はいくつかあるが、使い勝手の面で大きく変わったのは、やはりiPhone 3G発売時点から指摘されていた「文字のコピー・ペースト」が使えるようになったということだ