1人の政治家が同じ失言を2度して2度撤回 永田町で「失言大魔王」の異名をとる麻生太郎副総理兼財務相。暴言を吐いたからといって、いまさら驚く人は少ないかもしれない。しかし、今回ばかりは開いた口がふさがらない。 2月3日、少子化問題に関連して「子どもを産まないほうが問題だ」と発言。子どもを産む機会がなかった女性が聞いたら不快に思う大問題発言だ。 実は麻生氏は2014年にも、ほぼ同じ内容を発言して、撤回している。1人の政治家が同じ失言を2度して2度撤回に追い込まれたのは史上初のことだろう。 「子どもを産まなかったほうが問題なんだから」 問題の発言は2月3日、地元福岡県芦屋町で行った国政報告会で飛び出した。 「平均寿命が高くなっている。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが年とったのが悪いという変なのがいるが、間違っている。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」 麻生氏の発言は、少子高齢化の責