タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (10)

  • グーグルとフェースブックの「情報共産主義」 - My Life After MIT Sloan

    1. クラウドに入れた私の情報をGoogleが勝手にいじってもいいの?-何故Googleは「公開」したいのか Googleが新たに始めた個人クラウドストレージサービスGoogle Driveの利用規約が、アップロードした情報のGoogleによる利用を可能とすると謳っていることがひとしきりTwitterで話題になっていた。 How far do Google Drive's terms go in 'owning' your files? - ZD.net この記事(英語)にあるように、同じクラウドストレージの競合に当たる、DropboxやMicrosoftのSkyDriveの利用規約には、「ストレージにアップロードしたあなたのファイルやコンテンツはあなたのものです」と明示してあるのに対し、Google Driveでは「ストレージにファイルやコンテンツをアップロードすることで、あなたはGoo

    グーグルとフェースブックの「情報共産主義」 - My Life After MIT Sloan
  • スマートフォン戦争の勝敗はついたのか - My Life After MIT Sloan

    もう一週間も前のことになるが、今回のゴールデンウィークは、いろいろなニュースが流れてきた。特に一番印象的だったのは、夜中に私のTwitterに飛び込んできたCNETのこちらのニュース。分かっていたこととはいえ、今更グラフでちゃんと見せられると結構ショックだった。 Apple, Samsung put hammerlock on smartphone profits-CNET (2012/5/4) 携帯電話市場における「プロフィットプール」つまりその業界の企業が出している利益全体を、誰がどのように分け合っているのか。Asymco社が算出した結果、2011年第四四半期において、アップルが全体の73%、サムスンが26%、台湾のHTCが1%を取っているという報告がされたという。 そのニュースに掲載されていた、2007年からの業界のプロフィットプールのシェア変遷を描いたグラフがこちらである。 このプ

    スマートフォン戦争の勝敗はついたのか - My Life After MIT Sloan
  • パイを増やす人とパイを分ける人 - My Life After MIT Sloan

    世の中には二種類の人がいる。「パイを増やす人」と「パイを分ける人」だ。 「パイを増やす人」は、限られた資源しかない場合に、その資源全体を増やして一人ひとりの取り分を多くしようと発想する人だ。一方、「パイを分ける人」は今ある資源を前提として、分けることに集中してしまう人のことである。 例えば、孤島に飛行機が不時着し、100人の人が島に閉じ込められてしまったとしよう。しかし、飛行機に積まれていた非常は100人分に満たない。ここで「パイを増やす人」は、まずどのように料全体の量を増やそうか、という方向に考えを進める。島中を探してべられるものが無いか、新たにべ物を作り出すことは出来ないか、海に出て魚を取ってくることは出来ないかなど、新しいアイディアや外に出て行くことで量を増やし、足りない問題を解決しようと考える。一方、「パイを分ける人」はとりあえず今ある限られた非常を、どう100人に分配す

    パイを増やす人とパイを分ける人 - My Life After MIT Sloan
  • 日本の原発からクリーンエネルギーへの移行は日本再生の鍵となる - My Life After MIT Sloan

    MIT Sloan MBA留学記とその後。2010年6月に卒業。留学情報、ワイン、イノベーション論、技術・組織論まで 今回の大震災で、世界的に最も大きな影響を与えたのは、原発事故だった。 放射能漏れにとどまらず、長期的な電力供給の不足による計画停電が行われる状況。 経済への負の影響に加え、暴動が日人だから起こらないであろうギリギリの状況を目の当たりにして、多くの国の政府は戦々恐々としたことだろう。 1. 福島原発事故によって世界的な原発移行の流れはいったん停止。一時的に化石燃料にシフトするだろう この事故によって、現在、世界的に原発への流れが瞬間的に止まった形になっている。 最も原発の建設計画が盛んなインドと中国で、新規建設の停止が発表された。 アメリカでも8基の新規原発の建設が予定されていたが、世論の大きな反対があり、中止の可能性は高い。 新興国の経済成長が加速するにつれ、石油などの化

  • 人生には「選択と集中」が大事な瞬間がある - My Life After MIT Sloan

    色んなことに手を出して、自分の可能性を広げるのが大切な時期もある。 でもずっとそればかりでは、人生で何も成し遂げられなくなる、とよく思う。 特に大人になり、仕事の責任も重くなり、更に家庭も出来たりすると、「自分の時間」がどんどん無くなる。 限られた時間とエネルギーの中で取捨選択をしなければ、何も成し遂げられずに終わるだろう。 その中で何かを達成するためには、別の何かを犠牲にする必要がある。 昔、親日家のシラク元仏大統領の、テレビのインタビューを見て衝撃を受けた。 「日、特に相撲が当に大好きなので、日語を勉強したいと思っているのですが、 政界に入ってからはやるべきこと、やりたいことが多く、日語の勉強に時間をかけることが出来ません。 自分がもっと時間を取れる人間だったら、もっと日語の勉強をしたいですが。」 当時中学生で、人生の時間が有限だということに気がついていなかった私は、この言葉

    Gln
    Gln 2011/04/01
    『チャンスをちゃんと感じ取って、全身全霊をそそぐ』『シラク元大統領の「日本語」』『ほかの事を捨てて、一つのことに集中した結果得られるものは実は非常に大きい。』『アンテナは常に張っておく』
  • 日本復活にあたって、韓国や台湾に学ぶべきか、先を行くべきか - My Life After MIT Sloan

    の製造業が、かつてのような成長が出来ず、韓国台湾の企業に追いやられている今、 日企業を追いやっているサムスンやTSMCなどの企業に低姿勢で学ぶべきなのか? 週末に屋さんに行くと、ビジネス書の一角は韓国台湾のやり方に如何に学ぶべきか、というで占められている。 私もこういう類のは好きなので、結構読んでいる。例えば次のような。 (画像クリックすると一応Amazonのページに飛びます。参考まで) 日「半導体」敗戦 (光文社ペーパーバックス) 湯之上 隆 光文社 日の半導体産業が、当に市場が必要とするレベル以上の不必要な「品質」にプロダクトアウトにこだわっているのに対し、台湾韓国の企業がコモディティ化する市場のニーズに対応し、必要な品質だけを安いコストで提供している様子を描きだしている。 昨年話題になっただけど、未読の方は一読の価値あり。 サムスンはいかにして「最強の社員

    Gln
    Gln 2011/01/15
    自社の規格を標準化しデファクト化していくという新しい方法で、世界首位を取り戻した。製造業以上に、アメリカの威信を取り戻したのは、マイクロソフトやApple、Googleといった、新しい産業に属する新しい企業だった。
  • 日本企業の苦しみを25年前から味わっていたアメリカ企業 - My Life After MIT Sloan

    先週、ボストンに住んでいる日人研究者が月一で集う異分野交流会があって、そこで講演させていただいた。 100人以上が集まる大盛況でした。 来てくださった方は当に有難うございます。 講演の内容は、大企業が、どのように新しい技術に対して、経営の舵取りをしていくべきか、というもの。 前半では、日の大企業が各分野で最近競争力を失い、シェアを減らしている、 でも実はそれは日に限らず、世界中の大企業が陥る病なのだ、と言う話。 そして後半で、イノベーションのジレンマなどの先行研究と、私の研究内容を話した。 実際、日の製造業は苦しんでいる。 講演でも紹介したように、かつてはブラウン管テレビでは世界の半分のシェアを持っていた日企業は、 薄型テレビになってから、サムスンやLGにシェアを奪われてるし、 半導体も1980年代にはDRAM世界シェア80%近くを占め、NECがNo.1だったが、ここも韓国にや

    日本企業の苦しみを25年前から味わっていたアメリカ企業 - My Life After MIT Sloan
    Gln
    Gln 2011/01/15
    今の日本企業は、韓国企業に追い上げられて苦しい、と思ってるだろうが、その感覚は25年前−1985年頃から、多くのアメリカの製造業が抱えていた感覚なのだ。RCA, モトローラ, コダック。技術はあっても、商品を出せない
  • 私が人生の進路変更をした本当の理由 - My Life After MIT Sloan

    遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 昨年は、このブログを通じて当にたくさんの方と知り合い、色々と考えるきっかけを与えてもらえました。 またMITを卒業して、仕事にも復帰し、最近はようやく自分らしく仕事が出来るようになってきました。 有難うございます。 「書く」、そして発信するという行為は自分にとっては大切な時間。 留学中に自分のスタイルを確立し始めていたのに、昨年の後半は、ブログやTwitterがほとんど手につかずにいた。 これは仕事が忙しいというより、ある人生の決断が出来ずにずっと悩み続けていたからだった。 それは私にはとても大切な時間でしたが、記事を待って下さっていた方には申し訳なかったです。 12月に入ってようやく結論が出て、動き始めて、最近ようやく落ち着き始めたところ。 これからは前のように、ブログ記事も(土日中心に)頻繁に書いていこうと思う。 この決断について書

  • 英語で通じないと思ったときは「説明的に」考えるのがコツ - My Life After MIT Sloan

    今日は英語の話を。 単語力や英語表現が身についても、「日語なら何となく伝えられることが、英語だと伝えられない」と苦労する人は多いと思う。 日語で考えたことを、そのまま英語に訳そうとして、変な英語を勝手に作って相手に通じなかったり、 対応する訳語が無いので詰まってしまったり、とか。 この場合、「英語でモノを考えろ」とアドバイスする人は多いのが、いきなり英語でモノを考えようなんて無理に近い。 どうすればいいか? ということで、私が普段英語を話すときに気をつけてることを紹介。 私は2年前にアメリカに来て、初めて英語100%の環境になった時に気づいたのは、 日語って余り説明しなくても、擬態語とかで何となく通じてしまったりするが、英語ではそうは行かない、ということ。 それで「英語で考える」とは、日語で何となく言える内容を説明するべく考えることなのだ、と気がついた。 具体的には、 1. 日

  • 英文レポート・エッセイで良いものを書くコツ(暫定版) - My Life After MIT Sloan

    今日はもういっちょ、スキル系の話を。(昼に寝すぎて眠れないから起き出して来た・・・) 最後のファイナル・レポート、昨日やっと終わる・・・。 今週は、ものすごい量の英文を書いた。 しばらく英文を書くのがイヤになるほど書いた。 ファイナルレポートは3だったけど、どれも長かったのと、うち2は自分がまとめ役になったから。 来学期、論文(Thesis)を書き上げることを考えれば大した量ではないが、練習としては良かったのかも。 というわけで、大量に英文を書いていて、気がついたコツなどを中心に。 MBAエッセイにも通じるものがあるので、エッセイ書いてる人にも役に立つかも。 (構成編) 1.全体の章立てを構成し、各章のタイトルを決める。空・雨・傘が使える。 英文のレポートの場合、最初にIntroduction、最後にConclusionを書くことが決まっている。 これは論文でも一緒。 後はその間をどう

  • 1