タグ

Businessと池田信夫に関するGlnのブックマーク (5)

  • 不況は創造的破壊のチャンスだ - 池田信夫 blog

    ビッグスリーの破産が秒読みになってきたが、メディアの論評で「救済せよ」というのは、私の見たかぎり皆無だ。目立つのは創造的破壊という言葉である。たとえばNewsweekは、デトロイトの垂直統合型産業構造はとっくに寿命が尽きているので延命する価値はないと断定し、諸悪の根源である労働組合をつぶすには破産しかないと論じている。民主党は救済法案を出そうとしているが、この調子では否決されるおそれが強い。今度は金融危機法案と違って、世界は否決を歓迎するだろう。 マルクスやシュンペーターが論じたように、創造的破壊こそ資主義の質的なメカニズムである。うまく行っているときはコーポレート・ガバナンスなんて必要ない。危機に陥ったとき、古い企業を解体して資市場で所有権を移転し、新しい挑戦者が参入するメカニズムが資主義なのである。その意味で、今週のASCII.jpにも書いたが、日にとっても今が破壊的イノベ

  • 「すり合わせ」の神話 - 池田信夫 blog

    トヨタの渡辺社長が辞任し、豊田家に「大政奉還」される。世界のトヨタも、古い同族企業だったわけだ。遅きに失したが、トヨタ・バブルがようやく崩壊したのは結構なことだ。こうした古いシステムを「ものづくり」だの「すり合わせ」だのと賞賛してきた経営学者も、反省してほしいものだ。 日経BPnetにも書いたことだが、すり合わせ型のアーキテクチャは日的組織の要請で採用されたもので、戦略的な最適化の結果ではない。これは高級乗用車のような補完性のきわめて高い特殊な製品には有効だが、情報革命によってすべての工業製品は組み合わせ型に移行しつつある。私の修士論文(PDF800KB)にも書いたように、要素技術のモジュール化と組織の水平分業化は不可逆の流れである。 もちろん、すり合わせ型の高級品も残るだろうが、それは成長部門ではない。自動車も中国ではモジュール化し、インドでもタタが30万円以下の自動車を出した。ト

    Gln
    Gln 2009/01/02
    すり合わせから組み合わせへ。モジュール化により、水平分業が可能に。
  • iPhone 3Gはジョブズの敗北宣言 - 池田信夫 blog

    iPhoneの3G対応がメディアで話題になっているが、「全米で600万台のベストセラー」だって? パラダイス鎖国では、この程度でベストセラーなのかもしれないが、ノキア1100は2億台、モトローラのRAZRでも5000万台売れてるんだよ。上の図のように、スマートフォンのシェアでもBlackberryの半分にもならない。 事実は逆で、iPhoneは携帯端末としては売れ行き不振だから、AT&Tに補助金をもらって見かけ上の価格を200ドル下げただけのことだ。その代わり、通信料金は2年で240ドル増える。2年以上使ったら、事実上の値上げだ。日ではソフトバンクが売るようだが、こっちはそういう詐欺的な価格表示はやめたから、4万円ぐらいだろう。 もともとiPhoneがAT&Tから出たのは、3Gへの対応が遅れて急成長するベライゾンに抜かれるのが時間の問題だったAT&Tが、ジョブズの「設計にも価格にもい

  • Be Evil! - 池田信夫 blog

    Wired誌のアップル特集は、IT企業の「成功のルール」について、あらためて考えさせる:シリコンバレーのルール1:プラットフォームを開放し、協力せよ アップルのルール1:自分のマシンだけで動くソフトウェアを開発せよ シリコンバレーのルール2:企業情報を顧客に明かし、コミュニケーションをとれ アップルのルール2:メディアには何もしゃべるな シリコンバレーのルール3:市場の主導権をとっても、独占しようとするな アップルのルール3:優位になった市場から、徹底的に利益を上げろ シリコンバレーのルール4:顧客を中心にせよ アップルのルール4:自分の作りたいものを作れ シリコンバレーのルール5:社員のアイデアを大事にし、ボトムアップで意思決定せよ アップルのルール5:すべてをトップが決め、社員はそれに従えこの産業で人々が買うのは必需品ではないのだから、彼らが何を求めているかは予測でき

    Gln
    Gln 2008/04/12
    IT企業の成功のルール。シリコンバレーのルールとアップルのルール。Microsoftも似ている。両社の成功が目立つだけか?
  • ネット規制とムーアの法則 - 池田信夫 blog

    MIAUの公式サイトで、まもなく自民・民主のネット規制法案に反対するアピールが出される予定だが、「何でも反対」ばかり言っていても、どこかの政党のように世間から見放されるだろう。きょうの「サイバーリバタリアン」にも書いたように、インターネットの側から対案を出すべきだ。 他方、民主党からは今朝になって、民主党案は「中間報告段階で、党内でもさまざまな議論があり(強硬派から規制不要論まで)継続検討中である」との回答が来た。しかし、その有害情報の定義が、自民党案の「青少年」を「児童」に置き換えただけのカーボンコピーであること、自民党の内閣部会長代理の「民主党が早めに提出すれば、案が生煮えでも提出する」という発言とあわせ考えると、自民党内の調整に行き詰まった高市氏が、議員会館で隣の部屋の高井氏に自民党案を渡して民主党案を「引き金」に使おうとし、高井氏がそれに乗せられた疑いが強い。 では、今回の規制

  • 1