富士通独自の「マルチコネクション」で通信がより快適に 2013年冬モデルのスマートフォンでは、ARROWSブランドのスマートフォンがNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3キャリアからそれぞれ登場しているが、auから登場する「FJL22」は、他キャリアと比べても特徴的な機能を搭載している。 それが、富士通が独自に開発した「マルチコネクション」機能。スマートフォンでインターネットに接続する場合はWi-Fiか4G LTE/3Gによる携帯電話通信のいずれかを選択することになるが、マルチコネクションはWi-Fiと4GLTE/3Gへ同時に接続することで、より快適に通信を行なうことができる。 通常、4G LTE/3GからWi-Fiに切り替わる際にいったん4G LTE/3Gを切断してからWi-Fiに切り替える必要があるが、マルチコネクションは4G LTE/3G回線への接続をキープしたまま追加でWi-
富士通のARROWSシリーズは常に最新のスペックとテクノロジーを搭載し、質実剛健なイメージだったが、今回はイメージを一新。3キャリア共通でラウンドしたデザインになり、使い勝手を大幅に向上させてニュー「ARROWS」が登場した。 モデル名は、au版は「ARROWS Z FJL22」、ドコモ版は「ARROWS NX F-01F」、ソフトバンク版「ARROWS A 301F」となっている。 スペックはどれも共通して5型フルHD液晶搭載、CPUはSnapdragon 800 2.2GHz(クアッドコア)、メモリーは2GB、リアカメラは1310万画素だが、細かい部分が違っている。サイズは約71×140×10.1mmとほぼ共通だが、重さはau版が149gにたいしてソフトバンク版が157g(暫定値)と重くなっている。バッテリーはauとソフトバンク版が2600mAhだが、ドコモだけ3200mAhと大容量。
「富士通はいつまでハードウエア事業を持ち続けるのだろうか。ハードを分離してサービス事業に特化した方が収益性が向上し、会社が進む方向も明確になる」。IT業界に詳しいコンサルタントは、こうつぶやいた。 実は筆者もそう考えていた。 富士通はスーパーコンピュータからサーバー、携帯電話やPCまで幅広い製品を製造し、CPUなども自社で開発している。しかし、「世界一」を誇れる製品はあまりない。携帯電話やPCは国内ではトップシェアを争っているものの、海外での存在感は高くない。世界市場におけるサーバー販売台数は、米IBMや米HPに大きな差を付けられている。スパコンの性能でも、先日2位に後退した。 IT、電機業界ではコモディティ化が進み、ハード単体で差別化するのが難しくなりつつある。PCや携帯電話は言うに及ばず、ローエンドのサーバーでも価格競争が激しくなっている。生産規模の面で世界のトップメーカーに見劣りする
富士通は9日、同社の個人向けPC夏モデルの発表会を開催した。プレゼンテーションでは同社が新コンセプトとして掲げた「マイクラウド」のビジョンが解説され、また同社が「日本発のUltrabook」と強調する「LIFEBOOK UH75/H」をはじめとする新製品が紹介された。会場には同社PCの新イメージキャラクターを務めることになったEXILEも登場し、新製品の魅力をアピールした。 2011年度のパソコン事業は「堅調」 最初に登壇した執行役員副社長の佐相秀幸氏は、まず全社の2011年度の営業状況について「震災やタイの洪水の影響の中ではまずまず」と振り返った。そしてパソコン事業については、年初の目標台数には届かなかったものの、「2年連続のプラスで、堅調」と表現した。そしてこの4月1日に行われた組織改革について、「組織を営業部門を中心とする"顧客軸"とSE部門を中心とする"事業軸"にわけ、それぞれの部
富士通は、同社の通販サイト「富士通WEB MART」において、個人向けPC夏モデルのカスタムメイドモデルが最大25%割引になるなどの特典を用意したキャンペーン「2011年夏 ボーナスフェア」を実施している。キャンペーン期間は6月29日15時まで。 このキャンペーンでは、Webサイトでのアンケートへの回答を条件に、対象商品を特別価格で購入できる。割引率はシリーズによって異なり、「LIFEBOOK NH」シリーズのカスタムメイドモデルが25%オフ、「LIFEBOOK AH」「SH」「PH」各シリーズおよび「ESPRIMO」全機種のカスタムメイドモデルが15%オフ、「LIFEBOOK TH」シリーズのカタログ掲載モデルが10%オフとなる。「LIFEBOOK TH」シリーズのみ10セット限定。 また、カスタムメイドモデル購入時には、クーポン以外にも次のような特典が用意される。3年保証アップグレード
PRESS RELEASE 2012年3月29日 近畿大学 富士通株式会社 近畿大学、富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」を導入 私立大学で初めて、「京(けい)」とソフトウェア互換性のあるスパコンを採用 生物理工学部を中心に最先端研究に活用 近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:畑博行)は、このほど、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下:富士通)のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」の導入を決定しました。「PRIMEHPC FX10」は、スーパーコンピュータ「京」(注1)とソフトウェア互換性があり、私立大学では、初めての採用となります。 文部科学省は、「京」を用いて戦略的・重点的に研究を推進していく「戦略分野」として「予測する生命科学・医療および創薬基盤」「新物質・エネルギー創成」「次世代ものづくり」などをあげています。生物理
富士通は3月29日、同社にスーパーコンピュータシステム製品「PRIMEHPC FX10」が近畿大学(近大)生物理工学部に採用されたと発表した。国内私立大学の採用は初めてで、7月に本格稼働を開始するという。 近大が導入するPRIMEHPC FX10はシングルラックモデル。プロセッサには理化学研究所の「京」に使用した「SPARC64 VIIIfx」をベースとして性能向上を図った「SPARC64 IXfx」を搭載。理論演算性能は2.5テラフロップス。PRIMEHPC FX10と京はソフトウェア互換を実現しているため、将来は両システムによる大規模シミュレーションも実行できるという。 生物理工学部では生物学を中心とした科学技術分野での先端研究にPRIMEHPC FX10を活用する方針。ゲノム・プロテオーム解析や生体分子シミュレーション、脳・神経系モデルシミュレーションなどを計画している。
最新スペック端末の開発とシェア争いでデッドヒートを繰り広げる韓国勢や台湾勢、激しく追い上げつつある中国勢。そして、これら海外メーカーの狭間で遅れまいと必死の国産勢ー。この1~2年続いてきたスマートフォン市場はこうだった。だが先月末に開催されたICT関連の展示会「Mobile World Congress 2012」(MWC2012)の様子は少々違った。世界初のクアッドコアCPU「Tegra 3」とLTEに対応した試作機を、富士通が他の日本メーカーに先駆けて実機展示(関連記事)。日本のメーカーも最新・最高のスペックを備えたスマートフォンを海外メーカーに匹敵するスピードで開発できることを見せつけた。果たしてこれが、2012年に国産勢が反転攻勢していく狼煙となるのか。同社の松村孝宏 統括部長に製品化の狙いや開発状況を聞いた。
理化学研究所(理研)と富士通は11月2日、両者が共同開発を進めている次世代スーパーコンピュータ「京」がLINPACKベンチマークテストで10.51ぺタフロップスの性能を記録したと発表した。実行効率も93.2%を達成している。 京は8月末に864筐体全ての搬入と据え付けが完了。今回の計測は、864筐体の8万8128CPU(理論性能11.28ペタフロップス)による最終構成のシステムでの基本動作と設計性能を確認する目的で実施され、実行時間は29時間28分だった。この間は無故障で全システムが安定稼働し、設計通りの性能と安定性を実証できたとしている。 6月に実施したLINPACKベンチマークによる性能評価では8.162ペタフロップスの性能と93.0%の実行効率を達成し、LINPACKベンチマークTop500で国産スーパーコンピュータとしては7年ぶりとなる首位を獲得。理研と富士通は今回の評価結果をTo
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