紀伊國屋書店の電子書籍アプリ「Kinoppy for Android」は8月5日、バージョン2.0にメジャーアップデートした。基礎設計から再構築し高速化されたビューワ、新UIの本棚や、ストア機能の強化など、読書体験が大幅に向上されている。 今回筆者はKinoppy開発チームの協力を得て、リリース直前のバージョンを試用する機会を得た。具体的にどう変わったか、徹底解剖していこう。 新UIで使い勝手が向上した本棚 Kinoppy 2.0を開くと、まず「メイン本棚」が開く。画面下部のメニューアイコンは廃止され、画面左右からのスワイプ操作か、画面の左右下部にあるボタンでメニューを引き出す形になった。iOS 7やAndroid 4.4(KitKat)のUIと同じなので、すぐに慣れることができるだろう。メニュー階層が目視でき、これまでより分かりやすく感じられる。