SF映画などでは、他惑星からの生命体が地球に侵略、地球人を襲撃するのが定番となっているが、科学者たちは、むしろその逆のことを心配している。 地球由来の生物が宇宙線経由でに運ばれ、火星で繁殖してしまうことを恐れているのだ。地球の微生物は、その地の生態系を大きく変えてしまう可能性が高い。 最近発表された論文によると、国際宇宙ステーションで行われた3つの実験全てにおいて、地球上の微生物が、宇宙環境で一年半に及ぶ全実験期間を生き延びることができたことが確認されたという。
![テラフォーマーズ:地球上の微生物が火星で外来種として繁殖する可能性は高い(NASA研究) : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/29e0036653133be685cf6b4f7389ad055bac007a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F1%2F5%2F15b1aafd.jpg)
この打ち上げで、同社は史上初の試みを成功させた。ファルコン9第1段には着陸脚が装備されており、将来の第1段再利用に向けた降下・着水実験が行われたのだ。分離後、第1段は姿勢を制御し、エンジンを再着火して噴射で速度を落としつつ、着陸脚を展開。垂直の姿勢で海面への着水を試みた。【編注:同社の垂直離着陸実験の動画は次ページに掲載】 第1段着水実験の詳細を同社は正式には公表していない。しかし、同社のイーロン・マスクCEOは、Twitterに「実験は成功、着水時に機体は垂直で、着水後8秒まで搭載コンピューターはデータを送ってきた」と書き込んだ。 この打ち上げは、スペースX社と米航空宇宙局(NASA)との契約で実施された商業打ち上げだ。通常、商業打ち上げでは、今回のような技術開発実験を実施することはない。打ち上げ成功確率が下がる可能性があると、顧客が実験を忌避するからだ。 が、スペースXは、ファルコン9
日経コンピュータの2014.4.17号が量子コンピュータ特集だったのですが、この出来が抜群でした。 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/backno/NC0858.html メイントピックはGoogle/NASAが購入した量子コンピュータ「D-Wave」について。これって、何なのと思いつつも、しっかり調べていなかったのですが、この一冊でだいぶ情報を補充できました。 簡単にいうと、「D-Wave」というのは、これまで考えられていた量子ゲート式の量子コンピュータではなく、量子ビットを用いて量子アニーリングのみを効率的に行うための実験装置で、コンピュータですらない。原理としては、簡単に言うと、量子アニーリングを行うためだけの装置が存在し、通常のコンピュータでどのような組み合わせ最適化問題を解くかをセットアップして、その量子アニーリングによる実験を1000回程度繰り返し、通
NASAは4月17日(米国時間)、ケプラー宇宙望遠鏡によって、habitable zone(生命居住可能領域)で水が液体の状態で存在する可能性がある、地球に似た惑星「ケプラー186f」が発見されたと発表した。 ケプラー186fは、地球から約500光年離れた場所にあり、130日に1回公転する。これまでhabitable zoneで発見された惑星はいずれも少なくとも地球の1.4倍の大きさであり、その構成を理解することは困難だった。これに対し、ケプラー186fはhabitable zoneで初めて発見された地球の約1.1倍の大きさの惑星であり、このサイズなら地球のように岩で構成されている可能性が高い。 NASAでは今回の発見を「地球のような惑星を見つけるための重要な第1歩」としている。
史上初の商業用量子コンピューター D-Wave 詳細 詳細 2013年5月27日(月曜)17:19に公開 作者: 松田卓也 要約 グーグルが最近D-Wave社の量子コンピューターを購入して、NASAのエームズ研究センターに設置したというニュースが流れた。量子コンピューターの研究者たちの意見では、量子コンピューターはまだ研究段階で実用化にはほど遠いと言われていたから、このニュースは驚きである。この会社の第一号機はアメリカの大手航空機会社ロッキード・マーチンに納入された。そして第二号機がグーグルに採用された。という事は、量子コンピューター学界の権威者たちが言うように、D-Wave社の量子コンピューターがインチキであると決めつけるわけにはいかない。そこで本エッセイではD-Wave社の量子コンピューターとはどんなものかについて報告する。 グーグルがNASAと共同で、量子コンピューターラボを開設 1
アポロ11号による月面着陸で立てられた星条旗が2012年に望遠鏡で確認されましたが、そんなアポロ計画で活躍したロケットサターンVに搭載されていたF-1ロケットエンジンがAmazon.comのCEOジェフ・ベゾス氏率いる探索チームによって深海から引き上げられました。 F-1 Engine Recovery | Bezos Expeditions http://www.bezosexpeditions.com/updates.html F-1ロケットエンジンはアポロ計画のサターンV型ロケットで使用されたエンジンで、アポロ11号には5基が搭載され、2分30秒の間にロケットを高度約61kmにまで打ち上げたのですが、数分間の燃焼を終えるとすぐに大西洋へと落下。発見はほぼ不可能と考えられていました。 アポロ計画が行われた時ベゾス氏は5歳だったのですが、テレビに映し出されたアポロ計画の様子はベゾス氏の科
去る1月25日、中国科学院(the Chinese Academy of Science)が“戦略的・先端科学技術特別プロジェクト”として、トリウム溶融塩原子炉の研究開発を行うと公式に発表した。その内容については3月3日の当コラムで紹介した。 そして、3月11日の大震災による福島第一原子力発電所の事故だ。 3・11震災発生までは、中国科学院の発表に対して世界のメディアのメインストリームはほとんど反応しなかった。しかし、3・11以後は変わった。 米国は持っていたボールを落としてしまった 3月21日に英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に掲載された「中国がトリウムでリードする(China is Leading The Way With Thorium)」と題する記事を見てみよう。要訳すると次のようになる。 津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の
【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は12日、正体不明の物体が米東部時間13日午前7時46分(日本時間同日午後9時46分)、地球に約12万キロ(月までの距離の約3分の1)まで最接近すると発表した。 発表によると、この物体は10日、マサチューセッツ工科大の観測で見つかったばかり。物体の公転周期が地球とほぼ同じの1年だったため、当初はロケットの残骸(ざんがい)と考えられたが、軌道の分析から、10〜15メートルの小惑星と考えたほうがよいという。 NASAによると、これぐらいの大きさの小惑星が月の距離より近いところを通過するのは1週間に1度ぐらい起きるという。
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