KindleからiPad、Boogie Board、ツバメLegal Padまで持ちだしても、どれとも比較しにくいシャープのテクノロジーレトロな「電子ノート」 シャープと言えば、「目のつけどころがシャープ」というコピーで一世風靡し、近年はその企業業績が世間を騒がせている関西系の大企業だ。大阪の北畠が故郷である筆者は、同社生誕の地のそばに住んでいた関係で、小学校の社会科見学で必ず訪問するのがシャープだった。電子手帳の「ザウルス」や海外版の「Wizard」にも大変お世話になった。 そんなシャープが、一瞬「ザウルスの再来か」と思わせる手書きの「電子ノート」なるものを発表した。周囲のITガジェット・ユーザーの反対も退け、あまのじゃくな筆者は電子ノートを発売前からウェブで予約。発売日には速攻で入手していたのは言うまでもない。そして、その日から悪戦苦闘、自問自答する怒涛の一週間が過ぎ去った。 紙のシス