電気通信事業者協会(TCA)は8月6日、2010年7月末の携帯・PHS契約数を発表した。7月は各社の夏モデルが出そろったこともあり、純増数の累計は6月(52万6900)よりもやや多い55万7900となった。 NTTドコモは6月(16万4000)よりはやや減ったものの、14万5100の純増を記録した。ドコモ広報部は、「夏モデルがほぼ出そろったことと、『Xperia』や『LYNX SH-10B』をはじめスマートフォンが好調に売れている」ことが今回の数字につながったとみている。 KDDIの純増数は5万1800件で、6月に続き4社の中では最少となった。KDDI広報部は、夏モデルの需要が一巡したことに加え、スマートフォンで出遅れたこと、6月29日に発売したWiMAXとCDMA2000 1x EV-DO Rev.A対応のデータ端末や、6月24日に発売したデジタルフォトフレームの認知がうまく進んでいない