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biologyに関するGlnのブックマーク (121)

  • どうして脳は誤った記憶を生み出してしまうのか? - 理研などが解明

    理化学研究所(理研)は7月26日、マウスを用いた実験により記憶の内容を光で操作することにより、誤った記憶(過誤記憶:False Memory)が形成されることを実証することに成功したと発表した。 同成果は、理研脳科学総合研究センターの利根川進センター長(米国マサチューセッツ工科大学 RIKEN-MIT神経回路遺伝学センター教授)と、RIKEN-MIT神経回路遺伝学センター利根川研究室のSteve Ramirez大学院生、Xu Liu研究員、Pei-Ann Lin氏、Junghyup Suh研究員、Michele Pignatelli研究員、Roger L. Redondo研究員、Thomas J. Ryan研究員らによるもの。詳細は米国の科学雑誌「Science」オンライン版に7月26日(米国時間)に掲載される。 生物の記憶は神経細胞が集まりである「記憶痕跡(エングラム)」によって蓄えられ

    どうして脳は誤った記憶を生み出してしまうのか? - 理研などが解明
  • 高脂血症用治療薬「スタチン」には多様な心血管病予防効果がある - 東北大

    東北大学は7月25日、心筋梗塞など心血管病の治療や予防に有効な高脂血症の代表的治療薬である「スタチン」が、コレステロールを低下させる作用以外にも心血管病の予防効果を有することが明らかになり、その分子機序として「Small GTP-Binding Protein Dissociation Stimulator(SmgGDS:スマッグジーディーエス)」という分子が中心的な役割を果たしていることを発見したと発表した。 成果は、東北大大学院 医学系研究科 循環器内科学分野の下川宏明 教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、5月2日付けで米学術誌「Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology」に掲載済みだ。 スタチンは世界中で約3000万人が服用しており、その心血管病の予防効果について数多くの研究がなされ効果が実証されている。当初、コレ

    高脂血症用治療薬「スタチン」には多様な心血管病予防効果がある - 東北大
  • 岡山大、乳がんの抗体医薬耐性の機構の一部を解明

    岡山大学(岡山大)は7月25日、ヒト乳がん由来「SKBR-3細胞」にタンパク質「カベオリン(Cav-1)」の遺伝子を導入することにより、抗体医薬に対する耐性に関わるタンパク質と耐性機構の1つを明らかにしたと発表した。 成果は、岡山大大学院 自然科学研究科 ナノバイオシステム分子設計学分野の妹尾昌治教授、同・笠井智成助教らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、6月21日付けで米科学雑誌「Journal of Cancer」に掲載済みだ。 乳がんの特効薬として一躍脚光を浴びた抗体医薬品の「トラスツズマブ」は、がん細胞の表面に発現しているタンパク質「HER2」(または「ErbB2」)を標的とする分子標的薬だ。がん細胞の表面にトラスツズマブが結合すると、マクロファージやNK細胞といった免疫細胞によってがん細胞が殺される。これは「抗体に依存した細胞傷害効果(ADCC)」と呼ばれ、トラスツズマブ

    岡山大、乳がんの抗体医薬耐性の機構の一部を解明
  • 九大、「好中球」が病原菌に向かって真直ぐに遊走する仕組みを解明

    九州大学(九大)は7月24日、白血球の1種の「好中球」が病原菌に向かって真直ぐに移動(遊走)するためには、細胞内にあるタンパク質「mInsc(エムインスク)」が必要であることを見出し、さらにmInscが働く分子メカニズムを明らかにしたと発表した。 成果は、九大大学院 医学研究院の住英樹 教授、鎌倉幸子助教らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間7月25日付けで「Developmental Cell」オンライン速報版に掲載され、印刷版には8月12日に掲載される予定だ。 血液中の白血球は、病原性の微生物が侵入すると、血管から出て組織内を移動し侵入部位に至り、病原菌を排除しようとする。好中球は白血球の中で最も多い細胞で(血液中の白血球の内半分から3分の2は好中球)、細菌や真菌(カビの仲間)を殺菌する上で主役となる細胞だ(一方、ウイルス感染に対してはリンパ球が必須の役割を果たす

    九大、「好中球」が病原菌に向かって真直ぐに遊走する仕組みを解明
  • iPSからどうやって臓器は作られるのか - 15日に台場の未来館で研究者が講演

    科学未来館は、世界で初めてヒトiPS細胞から血管構造を持つ機能的なヒト臓器を創り出すことに成功した論文が7月4日付でNatureに掲載されたことを受け、7月15日に同論文の執筆者である横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学の谷口英樹 教授を迎え、「世界で初めての立体臓器作製」に関する説明を行うサイエンティスト・トーク「iPS細胞からヒト臓器を作る」を開催する。 これまでのiPS細胞を用いた研究は血液を作る細胞など1次元での開発、網膜や皮膚などシート状になる2次元での開発と進んできたが、臓器などの立体的な構造を持つ3次元での開発は、細胞の培養だけではなく血管など臓器を支えるあらゆる器官が必要でもっとも困難とされてきていた。 今回の成果で得られた肝臓は、ヒトの血管を持ち、薬物を分解する機能を持っており、トークショーではそれがどのような工夫によって成し遂げられたのか、再生医療はどこまで可

    iPSからどうやって臓器は作られるのか - 15日に台場の未来館で研究者が講演
  • 人の遺伝子の特許認めず=米最高裁判決 (ウォール・ストリート・ジャーナル) - Yahoo!ニュース

    人の遺伝子が特許の対象になるかが争点となった訴訟で、米最高裁は13日、特許の対象にならないとの判決を全員一致で言い渡した。遺伝子に特許を与えた場合、科学的な研究や医療行為を妨げると主張した医師や患者のグループが勝訴したことになる。 この裁判は、米ミリアド・ジェネティクス社が保有するBRCA1とBRCA2として知られる2つの遺伝子の特許をめぐり、がん患者や医師、遺伝学者が2009年に、同社を相手取って起こした。両遺伝子を持っている女性は、乳がんや卵巣がんを発症するリスクが高い。 同社は特許に基づきがんの発症しやすさを調べる遺伝子検査の市場を支配してきた。女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが最近、がんに関連した遺伝子変異が見つかったため両乳房の切除手術を受けたことを明らかにして、こうした遺伝子検査が注目を浴びた。 判決文には、トーマス判事は、「ミリアド社が重要で有用な遺伝子を見つけたのは

  • 爪が残っていればヒトでも指は再生する | 5号館を出て

    今日発表されたNatureのオンライン版に、弘前大学出身で北大の私の研究室で博士号を取得、今はニューヨーク大学でポスドクをしている武尾真君を筆頭著者とする論文が出ています。 Nature Newsにも取り上げられているので、かなり注目度の高い論文です。 How nails regenerate lost fingertips Study of mouse toes reveals pathways that could offer clues for regenerating human limbs. 現象自体は研究者には結構知られていることなのだそうで、実験に使われたマウスと同じようにヒトでも指先を切断するような事故にあったとしても、爪がある程度残っていれば指先は「完全に」再生することが知られていたようです。 なんだ、それなら度々日テレビに登場し、BBCでも大々的に取り上げられたニュ

    爪が残っていればヒトでも指は再生する | 5号館を出て
  • 朝日新聞デジタル:細胞の「ゴミ」分子、実は妊娠のカギ 大阪大が解明 - テック&サイエンス

    今回のマイクロRNA(miRNA)の働き  【中村通子】細胞の中の「ゴミ」と思われていた小さな分子が、実は妊娠に不可欠な鍵だったことを、大阪大が突き止めた。不妊の仕組みを解き明かす大きな手がかりになりそうだ。14日付の米科学誌「サイエンス」電子版に掲載された。  細胞の核にあるDNAの情報を写し取ってできる小さな分子「マイクロRNA」は20年前に発見され、これまでに1千種類以上見つかっているが、その多くが役割不明だ。  大阪大微生物病研究所(大阪府吹田市)の蓮輪英毅(はすわひでとし)助教と岡部勝名誉教授は、脳下垂体に多い2種類のマイクロRNAに着目。合成できないマウスを人工的につくって正常なマウスと交配させて観察した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

  • Supreme Court rules that naturally occurring DNA cannot be patented

  • 「ノイズ」を無視しやすい人はIQが高い?:研究結果

  • 朝日新聞デジタル:吸血「ヤマビル」対策、女子高生が特許 秋田・金足農高 - テック&サイエンス

    ヤマビルの忌避行動を研究する金足農の女子生徒=2010年7月16日、秋田市、田中大介さん提供特許が認められたヤマビル忌避剤「ダウンヒル」=田中大介さん提供落ち葉の下などに潜むヤマビル=千葉県鴨川市の東京大学千葉演習林  【橋佳奈】ハイキングや農作業の途中に、衣類の隙間から入り込み、人の血を吸う「ヤマビル」。茂みや岩の下などいたるところに潜み、被害は、首都圏の山中にも広がっている。温度に敏感なヤマビルの特性を生かした「忌避剤」を金足農業高校(秋田市)の女子生徒らが開発し、特許が認められた。  生徒らと一緒に開発した、同校の元理科担当教師、田中大介さん(37)=現、大学共同利用機関法人自然科学研究機構、基礎生物学研究所助教=は「春になり、レジャーで山に入る機会が増える。有効な対策になると思う」と話している。特許が認められたのは先月29日で、今後、生産や販売方法などを検討する。  ヤマビルは動

  • 新種の山椒魚発見!280万年前から独自進化? : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    茨城県つくば市の筑波山周辺に生息するサンショウウオが新種であることを京都大学の研究チームが突き止め、科学論文誌に発表した。 チームは新種を「ツクバハコネサンショウウオ」と命名。関東地方でのサンショウウオの新種発見は82年ぶりだという。 新種を発見したのは、同大人間・環境学研究科の松井正文教授と吉川夏彦研究員(30)。新種は成体の体長が約14センチ。吉川さんによると、筑波山南側斜面から約10キロ北の燕山にいたる地域で生息を確認した。 この地域にサンショウウオが生息することは以前から知られていたが、州や四国の山地にかけて広く生息する「ハコネサンショウウオ」だと思われてきた。吉川さんは2005年に筑波山での調査を始めたが、体の特徴が、他の地域にいるものと微妙に違うと感じていた。 約3年をかけて成体が生息する場所を突き止め、計16匹を捕まえて特徴を調べた。その結果を別の地域のハコネサンショウウオ

  • 脳が心の中で記憶を思い浮かべるメカニズム: その基礎となる数理理論の構築

    平成25年1月12日 東京大学生産技術研究所 1. 発表者: 金丸 隆志 Takashi Kanamaru(工学院大学 グローバルエンジニアリング学部 准教授) 藤井 宏 Hiroshi Fujii(京都産業大学 名誉教授) 合原 一幸 Kazuyuki Aihara(東京大学 生産技術研究所 教授) 2.発表ポイント ①エピソードの想起や心的イマジェリー(注1)など、脳が心の中で記憶を思い浮かべる際に、脳内ニューラルネットワークで働くメカニズムの基礎となる数理理論を最近の脳神経科学の知見をもとに構築・提案した(図1)。 ②ある記憶を意識的に思いだす際には、神経伝達物質アセチルコリンによって起こるニューラルネットワークの状態変化が重要であることが明らかになった。 ③脳内のアセチルコリン量欠乏の関与が知られるレヴィ小体型認知症やアルツハイマー病などにおける認知障害に関わる症状を理解する理論的

  • 「DNA折り紙ってなんだ?」若き東大のイケメン助教が教えてくれた - アレ待チろまん

    2013-03-12 「DNA折り紙ってなんだ?」若き東大のイケメン助教が教えてくれた 科学 「生命の設計図」とも呼ばれるDNAの構造が始めて解き明かされたのは1953年。それから半世紀たった今、DNAが持つ遺伝情報とは別の特性に着目した研究が進められています。 そもそもDNAってなんだ? 『DNA』と『遺伝子』を混同してる人は多いでしょう。大学生でも始めは区別できない人が多いです。DNA・・・デオキシリボ核酸(Deoxyribo Nucleic Acid)と言う物質の名前 遺伝子・・・タンパク質の情報が書かれたDNA領域 タンパク質の情報を記すだけがDNAじゃない! これまで「DNA配列のうち、遺伝子領域だけに意味があって他はゴミの配列」と言われてきました。 しかし近年になって意味が無いと思われていたDNA配列も生物内で重要な機能を持つ事が分かってきました。若き分子生物学者であ

  • 「金の卵」生む細菌を発見、研究

    米カリフォルニア(California)州ジェームズタウン(Jamestown)で展示される塊金(2011年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/David Paul Morris 【2月4日 AFP】水に溶けた状態の金を、微少な塊金に変える細菌を発見したとの研究が、3日の英科学誌「ネイチャー・ケミカルバイオロジー(Nature Chemical Biology)」で発表された。 「デルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)」は小さな塊金の表面で頻繁に見つかる細菌。科学者らは、この細菌が金の表面に存在する理由について、金の固体化に関与しているのではないかと考えていた。だが、有毒な金イオンをどのように固体化しているのかについては分かっていなかった。 この答えを、カナダの研究チームが発見した。細菌が分泌する代謝物が、細菌自体を有毒な金イオ

    「金の卵」生む細菌を発見、研究
  • corante.com -  リソースおよび情報

  • 四重鎖DNAの発見:科学ニュースの森

    2013年01月22日 四重鎖DNAの発見 背景: 生物学を勉強すると、DNAの基的な構造として必ず二重螺旋構造を習う。しかしDNAには他にもいくつかの形態が存在し、時と場合に応じてその構造を変化させている。 要約: 生物学においてDNAの二重螺旋以上に象徴的な構造は存在しない。しかし実験室内では、グアニン(G)を多く含んだDNAを使うことで、四角形に 近い構造を簡単に作成することができる。この四重鎖構造は、グアニンを多く含んだDNA鎖上の4つのグアニンが、お互いに水素結合で引きつけあうことで形成される。そしてこの構造は、生物の細胞内でも見られるはずだと考えられていた。 この度、イギリスはケンブリッジ大学のShankar Balasubramanian博士率いる研究チームによって、DNAの四重鎖構造がヒトの細胞内で存在するという強力な証拠や、その構造が重要な生物学的機能を持っている可能性

  • 特報! 科学の力で魚に肢を生やすことに成功しました

    特報! 科学の力で魚に肢を生やすことに成功しました2012.12.23 12:00 mayumine 科学の力で魚に肢を生やした、だと...。 むかしむかしの大昔に、魚に肢が生えたことによって、生命はその居住地を海から陸に拡げ、300万年以上前から地球で繁栄し続ける歩行類の爆発的な増加に繋がりました。 そしてついに、遺伝子研究者はその変化の再現に成功しました。魚に肢を生やすことに成功したのです。 この変化のカギは、HOXD13と呼ばれる多細胞生物の形態形成をつかさどる指令系統を書き換える遺伝子集合体の一部にありました。これらの遺伝子は、肢体の数や形など生物の形態組成をコントロールするものです。 一方、この遺伝子の過剰発現が肢体の成長に繋がるようです。ディベロップメンタル・セル(Developmental Cell)という科学雑誌で発表された論文によると、スペインのセビリアにあるパブロ・デ・

    特報! 科学の力で魚に肢を生やすことに成功しました
  • RNAiは新規の機構を介して特定の遺伝子の発現を抑制する : ライフサイエンス 新着論文レビュー

    山中総一郎・Shiv I. S. Grewal (米国NIH National Cancer Institute,Laboratory of Biochemistry and Molecular Biology) email:山中総一郎 DOI: 10.7875/first.author.2012.156 RNAi triggered by specialized machinery silences developmental genes and retrotransposons. Soichiro Yamanaka, Sameet Mehta, Francisca E. Reyes-Turcu, Fanglei Zhuang, Ryan T. Fuchs, Yikang Rong, Gregory B. Robb, Shiv I. S. Grewal Nature, 493, 557-

  • 99ドルで「自分のDNA分析」が可能に