本書ではモチベーションとはやる気を促すものだと想定している。会社が社員に対してモチベーションを出させるには、次のような観点でのアプローチがある。今まではモチベーション2.1までのアプローチをしてきたが、より社員を快活に働いてもらうには、会社は今後、モチベーション3.0についてアプローチしていく必要がある。 モチベーション1.0 生きるために モチベーション2.0 報酬のために モチベーション2.1 MOT2.0+行動の規制緩和 モチベーション3.0 自分のために/社会のために このうちモチベーション3.0を実現するためには、以下のような観点で働きかけるのがよい 。 自律性 (対象、時間、手法、チーム) マスタリー(熟達) 目的 自律性 会社の中で、人が自律的に行動するのを許可しよう。自律的に行動するには、活動する対象を自由にしたり(フェデックスデーや15%ルール等)、活動す
いろいろ『モチベーション3.0』について思うところがあって書き連ねてきた。一旦のまとめとして、ここに全体所感をおく。 本書はやる気!に対して再整理されたような概要をベースとした本だ。その主張に対する素地となるものは(1)実際の実験等によるもの(2)各科学者とのインタビュー(3)既存心理学者による学説・論文からである。 モチベーション3.0を印象づけること、その要素を紹介し、認識に植えつけるためには、それだけのためだけに、それ以外の一切を削っている。 ■この本の意図するところ 本書は「会社」に向けて、「社員」が本当にやる気を出すためにはどういった部分にアプローチをすればよいのか、そのアプローチ先としてモチベーション3.0を紹介した。 そして本書の立ち居地としては、今まであぶれていた成功した会社の実績内容の「箱」を用意したことだ。これによって、成功したユースケースがどこに着目してアプ
ワークライフバランス。ここ数年でよく聞く言葉だけど、、、。ベンチャーな企業はどちらかというと"不眠不休(+不給)でがんばれ!!"みたいなノリがあるのでいまいちピンとこない。なぜ、この不況下や経営状態の厳しいベンチャーにワークライフバランスが必要なのか?それよりも本当にそんなことをして会社が持つのか!?ということで、小室淑恵さん著作の「6時に帰るチーム術」を読んだ なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術posted with amazlet at 08.12.30小室 淑恵 日本能率協会マネジメント 出版情報事業 売り上げランキング: 1598 Amazon.co.jp で詳細を見る 私がこの本に興味を持ったのは、実際にベンチャーを立ち上げ、その事業が内容が"ワークライフバランスの提案"を手がけている小室さんの著作だったからである。 本の中で小室さんが取り組ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く