2024年01月 « 1234567891011121314151617181920212223242526272829 » 2024年03月 英語ライティングで役立ったテキスト・参考書を最後にまとめておく。文法上の間違いをなくすのはもちろんのこと、こういうテキストを参照し、限りなくシンプルでクリアな英文を、自分では毎回毎回書いてきたつもりだ。それでも添削をお願いすれば、いまだに真っ赤に修正されて突き返されるわけだから、どんだけ修行が必要なんだと思わざるを得ないよね(苦笑)。 それでも懲りずにこれまで毎週書き続けて思うのは、ゆっくりとだが間違いなく力はついてきたということ。あとはこの先も書き続けていくことだな。 <目次> 1.日本語おすすめテキスト 2.英文 style マストアイテム 3.より実践的な style の獲得 4.音読という視点で捉える style 5.アカデミック・ライティ
日本で8月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。 1位 Sequence Stratigraphy Edited by Dominic Emery, Keith Myers ISBN: 978-0-632-03706-3 Paperback / 304 pages / August 1996 地層学の有力な手法として近年急速に重要性を増した「シーケンス層序学」に関する古典的教科書です。British Petroleum (BP) で使われた研修用教材を基に編纂されたもので、シーケンス層序学の基本的な概念とテクニック、応用法を解説します。 2位 Advanced Analysis of
Nearly every writer of my generation has been influenced by The Elements of Style, the Cornell philologist William Strunk’s “little book” revised by his student E. B. White and published by Macmillan fifty years ago. I recognize most of my idiosyncrasies in the seven Elementary Rules of Usage that open the book—anyone whose name ends in s is going to appreciate the rule “Form the possessive singul
April 16 is the 50th anniversary of the publication of a little book that is loved and admired throughout American academe. Celebrations, readings, and toasts are being held, and a commemorative edition has been released. I won’t be celebrating. The Elements of Style does not deserve the enormous esteem in which it is held by American college graduates. Its advice ranges from limp platitudes to in
ビジネスでは、メールが当たり前に使われるようになりました。ブログ、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアを活用する人も増えています。文章を書く力は、一昔前に比較すると格段に重要になったといえます。 そんななかで、文章を書く上での注意点を31にまとめています。31の項目は、修飾語と被修飾語の関係、読点の打ち方、主語の省略などの基本から始まり、人の心に引っかかる文章の書き方など多岐に渡っています。ここでは、3つだけ紹介します。 1.文章のぜい肉を削ろう 「スリムな文章は、“読みやすさ”に直結する」として、形容詞、副詞、接続詞などの使用を戒めています。私も同意見です。文章とはある情報を伝えるものであり、その情報を伝えるために必要な最小限の長さにすべきものです。 過剰な修飾語は、文章を安っぽくし、ダラダラとした印象を与えます。ましてや文章の主題と関係のないことを記述したりすること
これはすごい本を読んじゃったなというのが読後、第一の感想。文章技術の本は古今東西いろいろあるけど、ここまで「文章を書く」技術の手の内を明かした本はないんじゃないか。ライターの企業秘密だろ。 この本を読んだことは秘密にして自家薬籠中の物としたいな、というのが第二の感想。そんなケチなこと言わずに、すごい本は紹介したらいいじゃないかが第三の感想。もう一つ加えると、わかりやすく書かれているけど、この本を理解することと、実践することは、ちょっと別かもしれないということ。 難しい本ではない。表題に「講義」とあるが、講義録をもとに整理して書かれた本といった印象だ。後書きで知ったが、「文章の書き方」といった内容の長いインタビューの過程で「それ本にしましょう」ということで出来た本らしい。形式を変えて演習を付けたら文章講座の教科書にも使えそうだ。 この本を私が知ったきっかけは、cakesに連載されている「文章
・いますぐ書け、の文章法 論理的で立派な文章ではなく、読者を楽しませカネになる文章を書くにはどうしたらいいかを指南する本。堀井憲一郎。この人には、ディズニーが絶対に公認しないであろう超濃密ディズニーランドガイドにまず魅了され、話芸の本質をとらえた『落語論』でまともに感動し、タイムリーにでた『いつだって大変な時代』にはその通りと膝を打った。真面目で不真面目、粋な文章を書く、私がレスペクトしているライターの一人。 自分の言いたいことをいったん曲げてでも、読者に楽しんでもらう精神をもて。極めて不親切な読者、不熱心な読者を指定せよ。とにかく読者本位になれと何度も主張している。プロの書き手になれるかどうかの資質は「さほど熱心でない読者をこちらに振り向かせる工夫が好きかどうか」。ライターはサービス業なのだ。 小難しいことを語る面白くない文章は著者が一番嫌いなものだ。こんな辛辣な、しかし的を射た指摘をし
2005年頃から日本でも使われるようになった「ライフハック」という言葉。これは、効率よく仕事をこなし、高い生産性を上げるための工夫のこと。ライフ、すなわち人生をより豊かにするための解決法のことです。 事業や商品開発のコンサルティング会社を運営する、原尻淳一、小山龍介の両氏は、最新刊『IDEA HACKS!2.0』の中で、知的生産性を飛躍的にアップさせる具体的な方法をいくつも紹介しています。そのなかで、アイデアを劇的なスピードでアウトプットする方法として「プライベート・ライティング」を掲げています。 これは、とにかく思いついたことを書きだすというもの。たとえば、「おなかがすいたな」と思ったら、それが仕事と関係なくても、「おなかがすいたな」と書くのだそうです。そうやって、手と脳を直結させてアウトプットしていくと、「そのうち、頭で考えたことがそのまま手に伝わっていくような感覚になる」と小山氏。
いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書) 作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/09/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (35件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 文章はサービスである。読んだ人を楽しませるためにのみ文章は存在する。自己表現のために文章は書くものだと考えている人がいるだろうが、大きな間違いである。「自己表現を目的とした文章」は基本的に他人に読んでもらえるものにはならない。独自の視点と実地の調査をもとに人気コラムを書き続け、数年にわたり「編集ライター講座」で教えながらプロとアマチュアの境界線を見続けてきた著者が、自身のコラムの失敗、成功、講座でのとんでもない企画、文章など豊富な実例を挙げ、逆説的真実をこめた文章法の極意を明かす。 僕はけっこう「文章の書き方」についての本が好きで、書店でみかけると購
いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書 920) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、コラムニストの堀井憲一郎さんによる「プロの文章術」の本。 「お金がもらえる文章」がどのようなもので、どのように書くべきかが、分かりやすく書かれています。 またそのことは同時に、ブログ等で人気を得るためにも有用であることは明らか。 私自身、ブロガーであるからかもしれませんが、鬼のように付箋を貼ってしまいました。 多くの人に読まれる文章を書きたい方なら必読です! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.何ものにも優先して読者のことを一番に考えているか 「自分の主張を曲げてでも、読者に楽しんでもらおうとしてますか」というのが一番のポイントでしょう。それを曲げたら、文章を書く意味がないだろう、とおもってる人が多そうだから。そこがわかりやすい壁になる。 ちゃんと言うなら「自分の言いたいことを、いったん曲げて
調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、かなりの名著らしいのに、つい最近捕獲した新書。 どなたかのツイートで知ったのだと思うのですが、メモし損ねました(スイマセン)。 今般、この記事を書く前にググったら、土井さんもスゴ本のdainさんも高評価ですし、マーケットプレイスでも値崩れなし。 今さらですが、モノを書く人すべてにオススメの1冊です! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.出発点は自分自身にある 自分は何者なのか。なぜノンフィクションを書くのか。この2点だけは、若いうちに突き詰めて考えておこう。その答えはたいてい、自分の出自や生い立ち、なかでも思春期までの体験に求められるはずだ。それを、以前は「原体験」と呼んだ。(中略) 以前、吉行淳之介は、身の周りに殺人犯がいたり、妹が娼婦をしていたりする作家のことを逆説的に「サラブレッド」
100ページの文章術 -わかりやすい文章の書き方のすべてがここに- 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、タイトルにもあるように、たった100ページで構成されている文章術の本。 ページ数が少ない分、無駄な要素は限りなく少なく、本全体が「文章術のまとめ」のような仕上がりでした。 また、著者の酒井先生のプロフィールが「東京大学大学院理学系研究科植物学専門課程博士課程修了。現在、東北大学大学院生命科学研究科・准教授・理学博士。専門分野は進化生態学」というだけあって、本書も雰囲気的にはアカデミック。 内容的には論文やレポート、卒論等の執筆に特に適しているようですが、「ビジネス文書・個人的な情報発信の文書までを対象に含めている」とのことなので、私たちビジネスパーソンにとっても有意義であることは間違いありません。 私の場合は、「耳イタイ指摘」の連続だったワケですが。 いつも応援ありがとうございます! 【内
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く