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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (2)

  • 今日の社会運動と「欲望の断念」について - Arisanのノート

    テレイシアス  あなたは私の気性を責める、が、あなたのうちに住むあなた自身は見えぬらしい、そして非は私にあると言う。 (ソポクレス『オイディプス王』福田恆存訳) 社会運動とひとくちに言っても多岐にわたる。そのなかには、人に関わるようなもの、特に社会のなかで差別や抑圧を被っていたり、不利な条件を生きている人たちに関わるようなものもあるし、環境保護や動物愛護、消費者運動、また反戦運動など、直接人間を対象とはしないものもある。 だがいずれにせよ、運動の主体となる人が、他の人間と関わりながら、他人を助けたり環境を守ったり、社会を変えていこうとする営みであることは、共通しているだろう。 つまり、直接の対象が人間であれそれ以外であれ、人と人との関わりというものが、あらゆる社会運動の基礎にあると言っていいはずだ。 これは当たり前のように思えるが、ある時期まではそうでもなかった。 ある時期というのは、具体

    今日の社会運動と「欲望の断念」について - Arisanのノート
  • 『暴力の哲学』 - Arisanのノート

    そのときから五百年生きてるのは そのような砦や 濠をめぐらした聚落が すぎ去った歴史の中でなく 消えぬ痕跡を残して いまもあるということやろう おれも、おれの仲間も一日に十里は走れる足を持っていて いまも駆けている 倒れてもまた起ち上って駆けている 石山から久寶寺へ 平野へ、堺へ あのときもアザミが咲いていたこの河原の土堤のほとり、富田林へ (小野十三郎 「環濠城塞歌二番」より  思潮社 現代詩文庫『小野十三郎詩集』) 暴力の哲学 (シリーズ・道徳の系譜) 作者: 酒井隆史出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/05/21メディア: 単行 クリック: 86回この商品を含むブログ (54件) を見る 著者の酒井隆史さんという人は、たしか大阪の南部、堺とか富田林の方にある学校の先生で、ぼくより少し若いぐらいの年の人だ。 以前から読みたいと思っていただが、やっと読んだ。 長文注意

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