JA鳥取西部とリードコーポレーション(株)(鳥取市)は、ブランド野菜「大山ブロッコリー」を使った犬のおやつを商品化し、11月から販売することを決めた。 商品部分以外のブロッコリーの茎をJA鳥取西部が廃棄しているという情報を聞いたリードコーポレーション(株)がアクションを起こし、商品化に繋がった。同社はもともと農業資材も扱う会社で、JAとも関わりがあった。そうした背景のもと、農家所得につなげたいJAの考えと、野菜のペットフードの開発を進めていた同社がタイミングよく手を組んだ。今では鳥取県全体としての推進事業へ発展している。 国産の鳥のササミに、ブロッコリーの茎を巻いた商品は、海外由来の原料でカロリーの高いビーフ系が多いドッグフード業界の中、ペットも家族と捉える現代に向けて、ペットの肥満防止や健康維持に役立てていく方針。 JA鳥取西部、JA鳥取中央、JA鳥取いなばの3JAで野菜の原材料をカバー