熊本市中心部のアーケードでパトカーに追跡されていた乗用車が男性をはね、運転手が車を乗り捨て逃げていた事件で、熊本北署は12日、車を運転していた住所不定の自称会社員、山野健太郎容疑者(36)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。「怖くなり、気が動転して逃げた」と供述しているという。 発表によると、山野容疑者は3月28日午前6時ごろ、同市中央区下通1丁目で男性(20)をはねた後、車から降りてそのまま逃げた疑いがある。男性は足に打撲のけがを負った。 山野容疑者は同区の国道3号で飲酒検問を突破し、交差点でタクシーに衝突。その後、パトカーに追われながら繁華街を逃走し、男性をはねて壁に激突した。11日午後11時50分ごろ、同署に出頭してきたという。(仲大道)
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