「自転車活用推進研究会」の小林成基理事長 新潟県加茂市の小池清彦市長が、市内の小中学生と保護者に対し、「自転車の事故をなくすため、自転車になるべく乗らないように」とする文書を配付した問題で、自転車を活用した街づくりや交通政策の提言に取り組んでいる特定非営利活動法人「自転車活用推進研究会」の小林成基理事長は2日、産経デジタル「Cyclist」に「小池市長の発想は非常識」などとする反論を寄稿した。 ◇ ◇ 新潟県加茂市の小池清彦市長が配付した文書の「自転車」を「歩行者」に置き換えるとどうなるか? 事故にあわないようにする一番の方策は出歩かないこと、になってしまう。この論理の破綻こそ、市長が配付した文書が根本的におかしいことを物語っている。 小池市長の脳にこびりついているのは、クルマが絶対中心の社会。つまり、小池市長は典型的な「クルマ脳」ということだ。 しかし警察などの統計による