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増田と心理に関するGriffinのブックマーク (65)

  • 彼女が重度の境界性人格障害だった

    今年の春に上京して、少し経った頃に彼女ができた。もともとツイッターで話をしていて、東京に来たのをきっかけに会うことに。すぐに意気投合して、会った次の日には付き合うことになっていた。 笑いのツボも、価値観もとても近くて、お互いの趣味が一緒なのも嬉しかった。彼女が何かを話して、自分が同意をすると、こどものような顔をして喜んで甘えてくれて、それがとても幸せだった。 自分にとって初めての彼女だったから、変だと気づくのが遅かったというのはあったと思う。 半月が経った頃、彼女から「元カレにDVされて、怒られるのがトラウマ」「家族が重度の障害を持っている」「DVの影響でこどもが授かれず、もしも授かっても遺伝的に障害がある可能性が高い」との告白を受けた。今の父は実の父ではないだとか、他にもそういう話はどんどん出ていたので、彼女のことが好きで好きで舞い上がっていた自分は「なんて不幸な生い立ちなんだろう。いや

    彼女が重度の境界性人格障害だった
  • 親に内緒で堕胎した。

    親に内緒で堕胎手術を受けた。まだ知られていない。 正確には去年の8月11日だったと思う。8月の初頭が誕生日で、去年の誕生日に20歳になった。 だから、親に何も知らせる事無く一人で同意書を書いて、出した。 相手の欄に書いてくれる人は居なかった。もう捕まらないんだろうなあ、と諦めている。 五週目の赤ん坊だった。検査薬を買ってみたら2の線が出てたので、「妊娠したな」と思って病院行った。 「妊娠されてらっしゃるのは確実なんですけども」と言われたけれど、ああ、としか思わなかった。 「多分、今、五週目だと思うんですけど」と言うと、丸い円盤のようなものを取り出して確認した後(あれで周期を判断するのかな?) 「詳しいですね」と驚いたように言われた。それくらい知ってる。ググった。 赤ん坊が出来ても別に驚かなかった。覚悟はしていたので、慌てなかった。 でも毎日のようにを読んだり、Webで情報収集したりして

    親に内緒で堕胎した。
  • 茶髪から見た差別社会日本

    僕は生まれつき髪の毛が茶色がかっています。別に西洋系の血が混じっているわけではなく、正真正銘、生粋の日人です。 日人であっても、髪の毛が茶色がかっている人など別に珍しくもなんともないと思います。学校や職場に行けば、だいたい同じクラスもしくは部署に1人2人くらいはいませんか。そもそも髪の色なんて程度の問題で、加齢などによる白髪は除けば、むしろ茶色気のない人の方が珍しいのではないでしょうか。 しかし、それでもこの日という国は茶髪の人間にはなかなか生きずらい面が色濃く残っており、いまだ茶髪について多くの人から異端の目で見られ、何らかの言及を受けることになります。 僕もそんなこんなで20余年この色で生きてきた一人であるわけなのですが、そうした中で大いに思うところがあるので、ここに書き記しておくことにした次第です。 それは、以下のようなことを言われることが、かなり多いということです。 「俺は別

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  • 宝塚 ブスの25ヶ条

    宝塚 ブスの25ヶ条> 1.  笑顔がない 2.  お礼を言わない 3.  美味しいと言わない 4.  精気がない 5.  自信がない 6.  愚痴をこぼす 7.  希望や信念がない 8.  いつも周囲が悪いと思っている 9.  自分がブスであることを知らない 10. 声が小さくイジケている 11. なんでもないことに傷つく 12. 他人に嫉妬する 13. 目が輝いていない 14. いつも口がへの字の形がしている 15. 責任転嫁がうまい 16. 他人をうらやむ 17. 悲観的に物事を考える 18. 問題意識を持っていない 19. 他人につくさない 20. 他人を信じない 21. 人生においても仕事においても意欲がない 22. 謙虚さがなく傲慢である 23. 他人のアドバイスや忠告を受け入れない 24. 自分が最も正しいと信じ込んでいる 25. 存在自体が周囲を暗くする

    宝塚 ブスの25ヶ条
  • 虐めっ子が死んだ

    学生時代に私を虐めて楽しんでいた虐めっ子が、線路に飛び込んで自殺した。 病苦と借金のダブルパンチで散々苛まれながら、ある日ふらっと出かけていって、そのままバラバラ死体になったという。 心の底から言いたい。 ざまぁみろ。 あのクズが。 学生時代からもう10年近く経つのに、未だにあの頃の忌まわしい記憶を思い出してはのたうち回り、 夢をみては夜中に目覚めている、私にとってお前の死がどれだけの救いになる事か。 葬式には行ってやるよ。 お前の死をこの目で確かめて、心の中で罵倒の限りを尽くしながら線香に火をつけてやるよ。 葬式に参列する者が、死者の死を悼む人間ばかりではない事を知っているか。 生前の行いが悪しければ、そのように死こそが尊ばれ喜ば、感謝されるのだ。 死んでくれてありがとう。 死者という最早何の抵抗もできない状態になってくれてありがとう。

    虐めっ子が死んだ
  • それって、その女が元増田を好きって訳じゃないよ。その女が自分が愛され..

    そこから急に、彼女から力を込めて指を絡ませて恋人つなぎに移行。一瞬びっくりしたけど、振り払うのもおかしいし、周囲の目を盗んでしばらくぎゅーって握ってた。 それって、その女が元増田を好きって訳じゃないよ。その女が自分が愛されてる実感を手軽に味わいたいだけのこと。しかも、手をつなぐだけで、成功すれば大もうけ、失敗しても自分は傷つかないという、受け身だから超安全な愛情確認ゲーム。そういう追いかけられたいだけの恋愛を、より簡単確実に実感するための相手には、未婚者より既婚者のほうがいいから、不倫を仕掛けてくるんだよ。元増田が未婚者なら見向きもされないと思う。 女から既婚者にアプローチをしたときに、相手にされなくても、「家庭があるから私に手を出せないだけで、私自身に魅力がないわけではない」って言い訳ができるし、実際に手を出してきたら、「ちょっと手を握っただけで、相手が気になっちゃっただけなんだから、

    それって、その女が元増田を好きって訳じゃないよ。その女が自分が愛され..
  • ぷよぷよで妻に勝てない。

    ぷよぷよでに勝てません。 圧倒的に負けます。 30戦ぐらいしますと、だいたい3回くらい勝てます。 つまり27回近く負けます。 勝率で言うと一割程度です。 もちろん、僕だって負ける為にぷよぷよをやっているわけではありません。 27回も負ける前にやめればいいのに、という声があるかもしれませんが、 いつか逆転の瞬間を信じて、30戦は頭を下げてプレイします。 27敗に至るまでの心理の流れは以下の通りです。 3敗して、まず自分自身の親指を疑います。 5敗して、自分の体調を疑います。 7敗して、コントローラーの不具合をチェックします。 9敗して、自分の運命を呪います。 11敗して、ゲームに勝ったからなんだっていうんだ、ばかばかしい。と自分を優位に立たせる思考に切り替えます。 13敗して、それでも負けたら悔しい自分に気付きます。 15敗して、に憎しみを覚えます。 17敗して、ここらへんで、がぷよぷ

    ぷよぷよで妻に勝てない。
  • この夜を生きのびよう。

    最近知ったとあるはてなーさんの、書くものが素敵だなあと思い、さかのぼって読んでいたその方のポストやその他から、いくつか思うところがあった。あまり他人には話していないことなので、anonymousで書く。 わたしには両親と弟がいる。母はわたしが生まれた直後から精神分裂症を患っていた。(あえて精神分裂症と書く。このころはそう呼びつけていたので)小学校低学年までは、母との生活は(今にして思えば)まったく筋が通らないことばかりで、いつも、なぜここで怒られるのだろう?とか、なぜ今日はあんなにものすごく褒められたのだろう、とか、謎ばかりだった。生育環境が特殊だったせいも幾分かはあるのだろうが、わたしはとにかく人と違ったことをしたがる子どもだった。それが物事を杓子定規に進めたがる母の気にいらなかったらしく、なにか思いついて喜び勇んでぶちあげると、必ずひどくしかられた。10歳くらいまでは、ひきずりまわされ

  • あのときの俺は偽鬱だったんだろうと思う

    もう5年前の話だけど休職したことがある。 課長に昇進してから半年がたって自分なりに思うことがあったので書いてみる。 当時の俺はまだ若手だったが、運よく、部長、副部長にも気に入られていたため新しく課長に抜擢された先輩の右腕役を期待されて新組織に異動になった。もちろんうれしかったし、それに答えようと頑張った。やった仕事は過去最高の実績も残せた。でも、課長がいろいろ大変な人だった。普段はすごくいい人なんだけど、仕事になるとロジックの鬼というか、俺が出した企画書もひとつひとつロジックの矛盾を突き、なんでこの答えになってるの?という感じの人だったし、そもそも自分の中に確固たる答えがある人でそこにたどりつかない俺は徹底的にロジックで叱責されていた。「なんでできねーんだ馬鹿野郎!」と怒られるよりも、ひとつひとつ自分の間違いを指摘されてロジックの逃げ道を封鎖されていく説教は、「わたしはなにもわかっていない

    あのときの俺は偽鬱だったんだろうと思う
  • 人生の経験値稼ぎ

    3年ほど前の事だ。 めちゃくちゃタイプな女の子と出会った。 がんばってアプローチをかけたのだが、うまくいかなかった。 共通の話題が見つからなかった。 彼女は高嶺の花的存在で、女子大出身のお嬢様だった。 俺は、理系大学出身のさえない非モテ男。釣り合うはずもなかった。 ダメ元で当たって砕けても良かったのだが、どうにかして口説きたいと思って、 一度引くことにした。自分をレベルアップさせて、釣り合うようになってから再度アプローチしようと考えたのだ。 まず、半年間必死で貯金をした。先立つものがなければ、行動が制限されるからだ。 資金に余裕が出来たので、身なりを整えた。 百貨店のメンズコーナーへ行って、適当なブランドでそろえても良かったんだが、 それじゃセンスが磨かれないと思って、アウトレットモールでいろいろ買ってみた。 会社が、私服出勤なので、買ったアイテムは速試してみた。 おかしな格好になっている

    人生の経験値稼ぎ
  • 僕には好きな人が居て、その人はとても弱い人だった。 彼女はとにかく頻繁..

    僕には好きな人が居て、その人はとても弱い人だった。 彼女はとにかく頻繁に泣いた。 「変わりたい」といっては泣き、「自分が不甲斐ない」と言ってはまた泣いた。 僕は彼女の涙に対してどうすることもできなかったし、なにかしようともしなかった。 ただ、彼女は泣いていても真剣に話をすることの出来る人だった。 だから僕も真摯に彼女に向き合って、その話に耳を傾けるようにしていた。 彼女のことを弱いと思っていたのは僕だけで、僕以外誰も彼女の涙を見たことがなかったと知ったのは随分後になってからのことだ。 少なくとも僕の知る彼女は常に自分の弱さに苦しみもがいていて、 ときどき思い出したようにうちに来ては、涙を流すのだった。 ひとしきり泣いた後、彼女は決まって凛とした顔つきになって、「よし。」というのだった。まるで新しい自分にスイッチを入れるみたいに。その瞬間の彼女の顔は今も僕の脳裏に焼き付いている。地獄の業火に

    僕には好きな人が居て、その人はとても弱い人だった。 彼女はとにかく頻繁..
  • 成功する人はこういう人。

    福岡伸一著「世界は分けてもわからない」について書きたいと思います。といっても、科学のことを取り上げるのではなく、今回は書に出てきたマップラバーとマップヘイターについて、深く掘り下げ成功する人はこういう人へ繋げたいと思います。 書でこういってます。 おおよそ世の中の人間の性向は、マップラバーとマップヘイターに二分類できる。 マップラバーというのは、書の例えを使わせて頂くと、百貨店に入ったときにまず案内図を見て全体を把握し、それから、こっからこういって、2階に行ってあの角を曲がってというふうに計画をたててから、目的地に一直線に行動することを言います。つまり、何事にも鳥瞰して考えてから論理的に行動する人のことをいいます。 対して、マップヘイターというのは、案内図など一切見ずに手当たり次第「勘」で行動し目的地まで行動します。つまり、私と前後左右の関係性だけで行動する人のことをいいます。 と簡

  • 親しき仲の礼儀は一体いつ、何をきっかけに吹っ飛ぶのか?

    個人的な経験談で申し訳ないのだけれど、男女問わず「相手のしてほしいことを察知してやってあげる」行為を繰り返していると、人はそれに甘えてあたかも相手を使役していいかのような勘違いをしている風に振る舞うようになる。 初めは相手の好意から出ていることなのはお互い承知しているはずなのだけれど、途中から行動と結果の前提にある感情の意味が抜け落ちてしまって、相手が自分の為に行動するのが当たり前になってしまうんだね。 つまり増田の1〜4の要因の考察は正しい。 その一部の男性が身の回りのことや、物事の決定にあたかも女性より自分の方が優先権があるかのように振る舞うのは、ジェンダーの問題だろう。 しかし女性でも、男性に上座を譲られるのとか多少多めに出してもらうのが当たり前だったりとか暗黙のルールになっちゃってることはあるでしょ?女性の場合は家事よりこういったことにその「命令系行動」が現れるのではないかと思う。

    親しき仲の礼儀は一体いつ、何をきっかけに吹っ飛ぶのか?
  • 「女子力」を上げるしかなかった自分について

    http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090913/1252836093自分のブログに書こうかと思ったんだけど、あまりにも自分の内面に触れることで、恥ずかしいのでこちらに書きます。全体的に「女子力必要ないじゃん」とか「女子力は男にモテるためのものor女同志のランク付け」という論調が多くて「女子力の高い女子」、いわゆるスイーツ(笑)的なものの存在が軽視されてる気がしたので。わたしは化粧もするし、スカートも履くし、ファッション雑誌やスイーツや「かわいいもの」のチェックもそれなりにします。彼氏もいるし、モテではないけれど、おそらく外見上はそれほど非モテに見えないでしょう。だけど、内面は立派に女子力の低い女子で、十分非モテです。どうして外見を武装することを決めたかというと、自分の見た目にものすごいコンプレックスがあったから。とくに、中学生のころは鏡を見るのも嫌

  • 女は、男と付き合う前に、一度男に絶望しているからだと思う。

    女は、男と付き合う前に、一度男に絶望しているからだと思う。 大抵の女の子は、思春期に差し掛かるあたりに、エロやAVの存在を知って、程度の差はあれど、「男って、女のことこういうふうに見ているんだ!絶望した!男に絶望した!」というふうにショックを受けるし、世の中の性犯罪者のターゲットは、女や女の子である場合が圧倒的に多いので、特に女の子は性犯罪者の存在や男性に対する警戒心を周囲の大人から教育される。実際、小学校高学年から中学生ぐらいまでの女の子だと、男性嫌悪に陥って、「男って最低だよねー」「どうせ頭ん中エロいことしか考えてないんでしょ」なんてことを言ってる子多いよ。でも、そう言っていた女の子も、大人になるころには、「まあ男とはそういうものだ」という諦めがついて、絶望を受け入れて、男と恋愛するようになるんだけれども。女にとって、男性性の暴力性や性犯罪者の存在を認識し、それに対して警戒し自衛する

    女は、男と付き合う前に、一度男に絶望しているからだと思う。
  • 物を作る能力と物を見る能力は似て非なるものではないか

    「どこそこの店の料理は出汁が塩辛すぎて不味かった」「そのイラストは首と頭の部分が立体的にずれているから頭が飛び出て変に感じる」「ピアノが若干先走りすぎてたかな。もう少しゆっくり弾いてくれた方が心地よかったと思う」……ネットでは今日も至る所で創作・演奏・作品・その他もろもろについてあれやこれやと批評を書く人が後を絶たない。そして、同じように、その批評に納得が出来ない人が反論として 「そう思うならお前がもっと美味いものを作れよ」「偉そうに言いますが、じゃあ、あなたはもっと上手に描けるわけですね。絵をアップしてみてくださいよ」「嫉妬乙。おまえの演奏よりも1000%向こうの方が上手いから」……と、批評の内容に対して反論するのではなく、「その作品を創る技術が無いものがそもそも批評をするな」という、意見の封じ込めをしようとする人も後をたたない。 確かに一見正しく見える意見なのだが、最近どうにも違和感を

    物を作る能力と物を見る能力は似て非なるものではないか
  • 本当にありがとうございました

    http://anond.hatelabo.jp/20090808215805 再び元増田です。 ブコメもトラバもこれほどたくさんつくとは、全く予想していなかった。かなり圧倒されている。 なるほどと思うコメントも、いやそれはないだろうと思ったコメントもあったが(押尾学は絶対にねーよ、と思った)、どのコメントもいただけたことが非常に嬉しいし、考えるヒントになった。 当に感謝している。みなさま、ありがとうございました。 たくさんの意見がいただけたことで、私は自分が抱えている明らかな精神的欠陥について初めて色々な角度から考えることができた。 その結果、思いもよらぬことに気づいてしまって、そのせいか昨夜ほとんど眠れずに朝を迎えてしまったので、ちょっとそのへんについて話す。 まず、彼との結婚を勧める方が多数いらっしゃるのだが、それは有り得ないことだと思っている。 なぜなら、1)私には現在彼氏がいる

    本当にありがとうございました
  • 頭が朦朧とするよ

    母はいつも私の友人を見ると眉をひそめてあれやこれやと欠点をあげつらった。 小学生の時はいいなりだった。あの子はかわいくないから、あの子はバカだから、あの子はデブで怠けものに違いないから、あの子の親は変だから、だから付き合うなと言われて、遊びの誘いを断り続けたこともある。学校では仲良くし続けても帰り道の途中からいつも一人ぼっちだった。家に帰ってから遊ぶ相手は誰もいなかった。むしろ家に帰ってから遊びに出かけること自体が許されていなかった。 中学生くらいからそういう母の戯言は聞き流すようになって、ときどきは休みの日に遊びに行くようになった。とは言ってもお小遣いをもらっていなかった私はみんなの遊びには加われないことが多かった。プリクラもマンガの貸し借りも繁華街もゲーセンも私にとっては入ることのできない場所だった。次第に友人関係はフェードアウトしていき、部活のつながりだが残った。毎日毎日学校に行って

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  • 自分で自分がわからない件

    彼と初めて会ったとき、私は 「世の中にはこれほど自分の理想にどストライクな外見の男性がいたのか」 と激しい衝撃を受けた。 世間一般でいうところのハンサムとは微妙に違うのだが、私の好みのど真ん中を剛速球で貫く顔。顔だけじゃなくて体型も声も、服のセンスも。 知り合ってみると、彼の性格も非常に好ましかった。気持ちがとても優しくて、さりげない心配りが出来て、礼儀正しく、誠実で聡明な人だった。 センスが良くて能力があって、いろんなことを率なく器用にこなせるのに、驚くほど謙虚で控えめ。 彼のことがわかればわかるほど、「世の中にはこんなに素晴らしく好ましい人がいるのだなあ」と私の驚きと好意は深まった。 彼女持ちであることは知っていたので、私は恋に落ちなかった。ただ、この人と付き合っている人はうらやましいなあ、とちょっとだけ思っていた。 その後、多少の月日が流れ、ばらばらに生活していた彼と私は、なんとなく

    自分で自分がわからない件
  • どうやら俺は優しすぎるらしい

    先日、誕生日だった。 彼女がうちに来て祝ってくれるとのことだったので、部屋を掃除して待っていた。 しかし、彼女の仕事が終わってから「やっぱりいくのきつい」と言われた。 だから俺が彼女の家に行った。 彼女の家に着いたらもう彼女は寝そうになっていた。 特に何か用意されてたわけでもなかったので、俺が持っていったお酒を飲んだ。 彼女がプレゼントをくれた。 「買いに行く時間がなくてなにも用意できなかったから、ありものなんだけど」と言って。 開けてみると、以前二人でデート中に、彼女が自分用に買ったストラップだった。 「デジカメにつけてみたけど、しっくりこなかったのであげる」とのこと。 この話を聞いた俺の友人は強く言った。 「完全に馬鹿にされてるよ!怒らなきゃ駄目だよ!」と。 後日、喧嘩になった。 電話で話をしていて、俺が「そういえば今日髪の毛切ろうと思ってたの忘れてたw」と言ったら、 彼女が「明日行っ

    どうやら俺は優しすぎるらしい