おおエミリー 数多の先達が血肉や魂で作ったというのに そなたはそれを骨で成したのか 開幕自作ポエムですみません。 今回も『嵐が丘』です。 岩波文庫から出ている河島弘美訳をはじめて読んだときに一章ごとにメモを取っていたので、それをまとめて今回のエントリとしました。 なにぶん、もとがメモなので、文章に脈絡がないこともしばしばあります。異様に興奮していて支離滅裂な主張をしている箇所もあります。気が付いたときにはポエムができていた、なんてこともありました。需要はないでしょうし、始まる前から終わっている企画です。そもそも他者へ何かを伝えようとする文章ではありません。ナマの感想、呟き、独白の垂れ流し……。体裁のとれていない数珠繋ぎのメモ帳です。 −−−−−−−−−− Emily Bronte 著 『嵐が丘(WUTHERING HEIGHTS)』――エミリー唯一の小説作品にして世界的名作の一つ。二つの家