リオデジャネイロで行われた飛び込みのリオ五輪最終予選を兼ねたW杯で五輪代表入りを決めた女子高飛び込みの16歳、板橋美波(JSS宝塚)や男子板飛び込みの坂井丞(ミキハウス)が26日、関西空港へ帰国した。板橋は五輪へ「素晴らしい演技をしてメダルを目指して頑張りたい」と、抱負を口にした。 確実性を重視してW杯準決勝まで封印した大技、前宙返り4回半抱え型(109C)に決勝で挑んで失敗した。直前に大雨が降った屋外の環境で力を発揮できなかったが「(109Cは)世界の女子選手で自分しかできない技。五輪では100点を出せる演技をしたい」と意気込んだ。 前回のロンドン五輪予選では日本水連の選考基準をクリアできず、悔しさを味わった坂井は「一安心。五輪では日本人初のメダルを取りたい」と、力を込めた。