シリア反体制派、２週間の停戦に応じる意向表明 : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【カイロ＝溝田拓士、ジュネーブ＝笹沢教一】ロイター通信によると、シリア反体制派の主要組織は２４日、米露が提案した停戦について２週間の期限付きで応じる構えを示した。 「停戦の条件に対する相手（アサド政権）の誠意を見極める機会にする」との声明を発表した。 主要組織には「自由シリア軍」や「イスラム軍」などの有力武装勢力が参加。停戦に応じる条件としてアサド政権に対し、〈１〉反体制派への包囲の解除〈２〉拘束者の釈放〈３〉市民への空爆の停止――を求めていた。 停戦には主要組織に加わらないクルド人組織も応じる意向を表明した。 アサド政権も停戦に応じる意向を示す一方、「『イスラム国』などイスラム過激派やその他のテロ組織への攻撃は続ける」としており、停戦が実現するかどうかは不透明だ。米露は、シリア時間２７日午前０時（日本時間同日午前７時）に停戦に入るよう求めている。

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