今回紹介するのはiOS、Android向けゲーム『よくわかる地球のそだてかた』。タイトルの通り、スマホの中で地球の文明を育てていくというコンセプトのゲームだ。早速紹介していこう。 チュートリアルがないことが逆に良いゲーム開始して、いきなり関心をひかれるのはチュートリアルがない、ということ。とはいえ、上部に表示されるなんとなくたどたどしい感じのメモ書きがゲームのほぼすべてを端的に表している。 タイトル画面で”Manual”を選択するといきなり突き放される 「チュートリアルがないゲーム」は直感的に楽しめる事が多いが、本作に関してはもしかすると一瞬戸惑うかもしれない。 そう、ゲームのルールを理解するところからすでにゲームが始まっているのだ。実際、チュートリアルがないということも本作の場合かなり重要なポイントであると筆者は思う。このシステムをゲーム内で懇切丁寧に説明しようとすると、「なぜ地球を育て
今回紹介するのは、小人たちを魔法の杖を使ってつなげてゴールを目指すスマホゲーム『Kiwanuka』だ。 『ピクミン』のように大量にいる小さな仲間と移動しながら協力してゴールを目指す、と言うと分かりやすいかもしれない。小さな仲間がわーっと移動し、協力しながら進んでいく様は見ているだけで面白い。そして、シンプルながら奥深く、触って楽しいパズルゲームに仕上がっている。 小人を移動させると仲間がぞろぞろとついてくる 下に降りると小人たちもぞろぞろと落ちてくる クリアのカギは小人たちこのゲームは、小人が囚われた仲間を救うために仲間たちと冒険をするというストーリー。各ステージにある小人が囚われているクリスタルがゴール。 クリスタルに閉じ込められている小人(右下) プレイヤーができるのは、操作キャラクターとなっている小人を移動させることと、魔法の杖を使って稲妻を発生させること。 では、このように離れてい
「スーパーマリオブラザーズ」、「ロックマン」、「ゼルダの伝説」。アクションゲームもまたゲームの歴史を築き、多くのプレイヤーを魅了するジャンルだ。何より、比較的簡単な操作でプレイでき、成功と失敗が分かりやすい。テンポよく遊べるのが特徴ではないだろうか。また、死にゲーと呼ばれるような、あえて高難易度のステージをプレイヤーにつきつけながらも、そのハードルを越えられると信じるプレイヤーが後を絶えない、そんなゲームも存在する。 フリーゲームでも、これまで数々の名作が生み出されてきた。シンプルにアクションが楽しいものから、理不尽な死にゲー、一風変わったシューティング・アクションなど多岐にわたっている。今回は、もぐらゲームスのメンバーで「これは紹介しておきたい!」というおすすめのアクションゲームを紹介していきたい。 洞窟物語 本特集のトップバッターは開発室Pixelの代表作『洞窟物語』。様々な面において
ゲームデザイナー・加賀昭三氏が、同人ゲームを製作中であることが本人のブログにて発表された。 ゲームの制作には、先日もぐらゲームスでも紹介した『SRPG Studio』を使用しているとのこと。『SRPG Studio』は、ゲームプレイヤーの間でも根強い人気を誇る「シミュレーションRPG」というジャンルを制作できるゲーム制作ツールということで、公開後に話題となっている。 名作シミュレーションRPGのような作品が作れる!期待のゲーム制作ツール「SRPG Studio」 『SRPG Studio』(本画像は加賀氏が制作中のゲームとは関係ありません) ゲーム制作の概要については、本人のブログにて書かれている。 D’sノート – 『SRPG Studio』素材提供のお願い (※2015/05/07時点にて、素材の募集は終了している) 加賀氏のブログ記事によると、個人的なプロジェクトとして同人ゲーム制作
「バカゲー」といえば、何を思い出すだろうか?コンシューマゲームで言えば、例えばスクウェア・エニックス『せがれいじり』などを、筆者の場合は思い出す。もちろん、セガからも『君のためなら死ねる』などの「バカゲー的名作」が出ている。 「バカゲー」は主観的で、文脈的だ。プレイヤーが「これ、バカだなあ」と思えば、きっとどんな名作でもバカゲーとなってしまう。例えば、『ドラゴンクエスト』の「ゆうべは おたのしみでしたね」という伝統的なセリフは、きちんとしたゲームの中にちょっとした「遊び心」が入っているという意味で、プレイヤーによっては「バカだなあ」と感じるかもしれない。その意味では、『ドラゴンクエスト』さえ、人によってはバカゲーとみなしうる(余談だが、関西人の「アホ」に当たるのが関東人に取っての「バカ」であるという説もある。筆者自身は関東人なので、「バカだなあ」といった時に「愚かだけど愛すべき存在だなあ」
多くのファンを持つフリーゲーム『デンシャ』、『冠を持つ神の手』、『マヨヒガ』…そのほかにも様々なアドベンチャーゲームを製作してきたサークル「小麦畑」。新作である『ダンス・マカブル』の公開も昨年10月に行われ、もぐらゲームスでも紹介を行った。そして、本作は2014年末に開催されたフリーゲームの人気投票『フリゲ2014』でも3位にランクインするという人気作となった。 少女アルエットが、突然迷い込んでしまった大聖堂から脱出するという謎解きアドベンチャー『ダンス・マカブル』 『マヨヒガ』『オシチヤ』『デンシャ』…サークル小麦畑の名作を振り返りながら最新作フリーゲーム『ダンス・マカブル』をレビュー&攻略 今回は、そんな小麦畑の主宰であるoumi氏にインタビューを行った。oumi氏自身の制作経験や、ゲーム作りのこだわりはもちろんのこと、いま話題のフリーホラーゲームからコンシューマゲームを参考に出しての
今回は「VIPRPG紅白2014」というゲーム投稿イベントに提出された1作品である短編フリーゲームRPG『ダージュの調律』を紹介する。「VIPRPG紅白」では、過去には「戦闘のランダム性を限りなく廃除した理詰めのRPG」というゲームデザインがプレイヤー・制作者の間で話題となり、現在ではPLAYISMにて配信されているフリゲRPG『ふしぎの城のヘレン』なども提出されてきた。こういった鋭いゲームデザインを持つ作品が多く投稿されているのが特徴のイベントだ。 今回取り上げる『ダージュの調律』も、主人公の心境・内面にフォーカスした小説のような物語手法、それにゲームとしての遊びのデザインが絶妙に組み合わさっている…という非常に作り込まれた珠玉のゲームだった。さっそく詳しく紹介していきたい。 「主人公」は「英雄」じゃない。平凡「未満」な少年の物語このゲームの主人公は、銀の採掘事業で一財を成した父を親に持
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く