パナソニックは、羽根のないスリムな扇風機「スリムファン F-S1XJ」を5月20日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は3万5000円前後。 ルーバーなどの可動機構なしに風の吹き出し方向をコントロールする独自の「流体素子」技術を採用し、左右に広がる風を実現。ポール内に独自のループ構造を設けることで吹き出し口で気流が変化し、約5ミリのスリットから風が左右に方向を変えながら吹き出すという。風は左右交互に移動しながら吹き出し、「揺らぐ風当たりの心地いい優しい風」になっているという。 羽根がないためスリムかつコンパクトになり、これまで扇風機が置けなかったスペースにも設置できるとしている。「ナノイー」技術も搭載し、ナノイー発生機として年中使えるという。 サイズは180(幅)×180(奥行き)×950(高さ)ミリ、重さ約4.2キロ。 節電意識の高まりで扇風機需要は高まっており、2010年度の163