欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear Research、CERN)がスイス・ジュネーブ(Geneva)近郊で開いた発表会で配布した、ヒッグス粒子(Higgs boson)発見のためにコンパクト・ミューオン・ソレノイド(Compact Muon Solenoid、CMS)という実験装置で衝突させた陽子同士の軌跡を示す図(2012年7月4日撮影)。(c)AFP/CERN 【3月16日 AFP】欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は14日、昨年発見された素粒子が、万物に質量を与えるとされる「ヒッグス粒子(Higgs boson)」であることを「強く示唆する」新たなデータが得られたと発表した。 CERNが持つ世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large