メリーランド大学のクリストファー・レイノルズ教授は、超大質量ブラックホールを理解することは宇宙の生成と進化について知ることと深くつながっていると語る。 また、研究チームのリーダーであるハーバード・スミソニアン天体物理学センターのグイド・リザリティ氏は、「回転速度の測定はブラックホールの成長、ひいては銀河の進化を理解する手段となる」と述べた。 今回のような分析をさらに遠方の銀河に対しても行い、銀河の進化のさまざまな段階を追うことが夢だと語る同氏。「はるか遠い銀河にある数百ものブラックホールを分析するためには、今よりはるかに感度のいい次世代の観測施設が必要だ」と今後の展望を述べた。
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