汎用プログラミング言語としてのVBは、QuickBASIC同様、構造化プログラミングのパラダイムを取り入れたBASICである。1970年代から1980年代にかけて広く使われていた、構造化以前のBASIC(行番号やGOTO文を用いるスタイル)とは大きく異なっている。加えてオブジェクト指向に近い概念も取り入れられている。 VB4でクラスモジュール機構が導入された。VB5でインターフェイスの実装 (Implements) を利用したポリモーフィズムが導入された[3]。ただしバージョン6.0時点では、C++やJavaといった言語と比較して、オブジェクト指向プログラミングのための機能が十分には搭載されておらず、特にクラスの継承(実装継承)に相当する機能がなかった。なお、後継のVB.NETでは完全なクラスベースのオブジェクト指向の機能が搭載された。 統合開発環境 (IDE) としてのVBは、主にグラフ