ジョンズ・ホプキンス大学の医師チームが、皮膚癌の手術で左耳を失った 42 歳の女性、Sherrie Walters さんの腕の内側で耳を培養し、耳を失った箇所に移植して復元させることに成功したとのこと (Medical Daily の記事、本家 /. 記事より) 。 数ヶ月前、医師チームはあばら骨の軟骨を使って、残された右耳と形が揃うよう成形し、Walters さんの腕の内側の皮膚下に埋め込んで培養した。数ヶ月かけて腕で培養された耳は、癌の手術により左耳が失われた箇所に移植され、血管吻合も行われた。手術した耳はまだ腫れているものの、このまま順調に回復すれば見た目も聴力も取り戻すことができるとのこと。