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ブックマーク / science.srad.jp (9)

  • 数式用のフリーなフォント STIX Fonts Version 1.0 ついにリリース | スラド サイエンス

    ベータテストから3年あまり、ついにSTIX Fonts Version 1.0がリリースされた。 STIX (Scientific and Technical Information Exchange) Fontsは科学・技術系の数式用のフリーなフォント。多くの学術論文誌を出版しているアメリカ物理協会(AIP)、アメリカ化学会(ACS)、アメリカ数学会 (AMS)、アイトリプルイー (IEEE)、アメリカ物理学会 (APS)、エルゼビア (Elsevier)がこのSTIX Fonts projectをサポートしている。紙、Web、PDF、ワープロ文書などの媒体を問わず、将来、事実上の数式用の標準フォントとなるだろう。 WebブラウザでMathMLで書かれた数式を奇麗に表示するためにSTIXは必須のフォントだ。 HTML5ではMathMLが利用できるようになる。あなたのWebブラウザでMat

  • ネアンデルタール人が滅びた要因の1つは「目が大きかったから」という説 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2013年03月15日 18時24分 目が大きいレタッチ写真を見たら「ネアンデルタール人」と呼ぼう 部門より ネアンデルタール人が滅びたのは「目が大きかったから」という説があるという。ネアンデルタールは25万年前ごろからヨーロッパに住んでいた種族で、2万8000年前に氷河期の到来で絶滅するまで現代の人類である「ホモサピエンス」とともに共存していた。BBCの記事によると、ネアンデルタール人の頭蓋骨を研究した結果、彼らが現在の我々よりも平均で6mmほど大きな目を持っていたことが分かったという(BBC、家/.)。 さらに調査チームが研究を進めた結果、彼らは夜の長いヨーロッパの環境に合わせ、昼間の生活よりも夜間の狩猟に適した脳の構造をしていたと見られている。このため、ネアンデルタールは脳の機能が視覚的や身体的な部分に特化しており、感情や情報処理の能力には劣っていた。

  • 2 匹のラット脳をインターネットを介して情報共有 | スラド サイエンス

    米国とブラジルという異なる大陸で飼育されている 2 匹のラット。この 2 匹の脳に微小電極とエンコーダーを取り付けてインターネット経由で接続、感覚情報をリアルタイム転送を可能にする技術が開発されたという。実験では、レバーを押すと水が出るという機械とライトが光るとレバーを押すという訓練がされているラットを使用。一方のラットがレバーを押すとその脳活動がもう一方のラットに伝えられ、離れた場所で会っても同じような行動をして水を飲んだという。脳の情報は双方向で共有されているとしている。なお、実験の成功の確率は 60 ~ 70 % 程度だという (Nature News & Comment の記事、The Guardian の記事、 家 /. 記事、家 SlashCloud 記事、doi:10.1038/srep01319 より) 。 開発者のデューク大学の神経科学者 Miguel Nicolel

  • 秘密のミッションを帯びた無人スペースプレーン「X-37B」、地球に帰還 | スラド サイエンス

    米空軍が2011年3月5日に打ち上げた「ボーイングX37-B」は、軌道上での1年以上にわたる任務を終了し、6月下旬ごろ帰還する予定だ。X37-Bは全長わずか4.5m、翼幅8.9mの無人スペースプレーンだ。当初の計画では1万7000mphで地球を一周し、昨年12月にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に帰還する予定だったが、半年ほど滞在期間を延長した形となる(MailOnline、WIRED、家/.)。 滞在期間延長の理由は公開されていないが、2011年9月にドッキング試験宇宙船の打ち上げに成功した中国の宇宙ステーション「天宮」の監視が含まれているという説もある。これについては相対速度の関係から監視がしにくいとアナリストは否定的だ。また「天宮」の監視だけであれば、X37-Bでなくても、米国内の持つ別の観測設備で十分という意見もある。WIREDの記事ではカーゴスペースを利用した突撃隊の輸

    HKRW
    HKRW 2013/03/01
  • 生きた蚊を媒介してワクチンを運ぶアイディアを米高校生が発案 | スラド サイエンス

    蚊が生きた注射器となってワクチンを運ぶという高校生のアイディアが注目されている (Co.Exist の記事より) 。 このアイディアは蚊を遺伝子操作して唾液にワクチンの成分を持たせようというもので、すでに FDA へプレゼンテーション済みでビル・ゲイツ財団から補助金を受ける用意もあるという。発案者の Joshua Meier は 16 歳の高校生であり、Provita Pharmaceuticals 社の CEO である。彼は 2012 年の Google Science Fair のファイナリストでもある。 唾液にワクチンの成分を持たせることができるなら同様にして恐ろしいウィルスなども持たせることができるのではないか?とちょっと怖い。しかし注射嫌いや糖尿病の人には朗報なのではないだろうか?

  • 小惑星に「Wikipedia」と名付けられる | スラド サイエンス

    やや旧聞になるが、Wikinewsの記事によれば、先月の30日に小惑星のひとつが"Wikipedia"と名付けられた(該当のウィキペディアの記事、告知のPDF)。 これはウクライナのWikiMedia支部が提案したものが通ったもので、2008年に発見された小惑星の274301に対して付けられた。

  • 米国の中学生の作った気球が成層圏に到達、写真撮影と機材回収に成功 | スラド サイエンス

    米ニューハンプシャー州に住む中学生が作った気象観測気球が成層圏までの到達、さらに写真撮影にも成功したらしい。気球は成層圏への到達後気圧の低下に伴って破裂したが、搭載していたカメラなどはパラシュートで降下させ、無事回収できたという。カメラは1000枚以上の写真撮影に成功していたとのこと(CNNの記事)。 同様の気球技術NASAでも使われているが、専門家によると国の気象観測気球でも、普通はここまでの高度には到達できない」とのこと。製作したジャック・マイロンさん(14歳)は気球をできるだけ高く飛ばすため、積み荷の重さとのバランスを考慮して気球のヘリウム密度を計算。大気圏上層の気温がセ氏マイナス55度まで下がることもあると知り、カメラのバッテリーを温めるためのカイロも添えたという。また、打ち上げ時期はジェット気流の影響が少ない8月25日にしたなどの工夫が行われていたという。

  • 腕の内側で培養した耳を使った移植手術 | スラド サイエンス

    ジョンズ・ホプキンス大学の医師チームが、皮膚癌の手術で左耳を失った 42 歳の女性、Sherrie Walters さんの腕の内側で耳を培養し、耳を失った箇所に移植して復元させることに成功したとのこと (Medical Daily の記事、家 /. 記事より) 。 数ヶ月前、医師チームはあばら骨の軟骨を使って、残された右耳と形が揃うよう成形し、Walters さんの腕の内側の皮膚下に埋め込んで培養した。数ヶ月かけて腕で培養された耳は、癌の手術により左耳が失われた箇所に移植され、血管吻合も行われた。手術した耳はまだ腫れているものの、このまま順調に回復すれば見た目も聴力も取り戻すことができるとのこと。

  • ヘリウムガスをパーティーバルーンに無駄使いするのはやめたほうがいい | スラド サイエンス

    ヘリウムガスをパーティーバルーンの浮揚用ガスに使用するのをそろそろやめたほうがいいのかもしれない。「持続可能な化学」を研究する、Imperial College の Tom Welton 教授の主張によれば、MRI 装置の超伝導電磁石の冷却に使用されているヘリウムガスをもっと大切に使用するべきであるとのこと。ヘリウムガスは天然ガスを産出する際の副産物であり、工業的に生産することができない (BBC News の記事、家 /. 記事より) 。 ヘリウムガスが今日明日に枯渇するということはないものの、ヘリウムガスが枯渇してしまう前に何か手立てを講じなければ、30 年から 50 年の時間軸の中で、非常に重大な問題が起きるとしている。医療機関で欠かすことのできない MRI 装置に使用される磁石はヘリウムガスによって冷却されている。Welton 教授によれば、パーティーバルーンにヘリウムガスを使用

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