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(2012年4月24日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) フランスを巡る戦いは、あと2週間ほど続く。その後、欧州を巡る戦いが始まる。フランス大統領選で戦う現職のニコラ・サルコジ氏と挑戦者のフランソワ・オランド氏がともに、欧州連合(EU)の方向性を一変させて「フランスの例外」を守ると約束しているからだ。 フランスのパートナーである欧州諸国の大半は両候補の発言を、5月6日の決選投票に向けた抜け目ないスローガンとして一蹴しようとする。ブリュッセルのEU本部では、フランスは「分別を示す」と考えられている。だが、それは甘い考えだ。 グローバル化、緊縮財政、国家的アイデンティティーに対する不安感 22日の第1回投票では、極右と極左の候補が投票数の約3分の1を獲得した。今回の選挙は既に、グローバル化や緊縮財政、国家的アイデンティティーに対するフランス国民の不安感を露にした。 候補者全員が迎合したこうした
【ロンドン=木村正人】メルケル独首相と二人三脚で欧州債務危機に対応してきたサルコジ仏大統領が、大統領選第1回投票で社会党候補のオランド前第1書記の後塵(こうじん)を拝した。両者の勝敗は5月6日の決選投票に委ねられるが、昨年以降、単一通貨ユーロ圏で続く政権交代ドミノのストッパーとして期待されたサルコジ大統領もピンチに立たされ、債務危機が再燃する恐れが膨らんでいる。 フランスの国際政治学者ドミニク・モイジ氏は今月16日、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で講演し、「フランスでは第5共和制発足以来、失業率10%、支持率36%で現職大統領が再選した例はない」とサルコジ大統領の苦戦を予測していた。 ユーロ圏では昨年以降、債務危機のあおりで、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)の支援を受けたアイルランドなど8カ国の政権が交代した。 ギリシャやイタリアでは選挙で選ばれた政治家ではなく、欧州中央銀
フランス国民にとって、イランの核開発も中東問題も北朝鮮も地球温暖化も飢餓も、大した問題ではないらしい。フランスの極左によれば、「アメリカこそが世界最大の問題」だ。 フランスをこき下ろすことが米共和党予備選での常套手段だとすれば、4月に大統領選を控えたフランスだって同じ。反米感情はかつてほどではないものの、アメリカの影響力や文化に対してフランス人が抱いている愛憎入り交じった感情が、投票の行方を左右しそうなことは確かだ。 左翼党のジャンリュック・メランションにしろ極右・国民戦線のマリーヌ・ルペンにしろ、仏米の同盟関係に公然と疑問を呈する候補者を支持する有権者はおよそ3分の1に上る。 アメリカに対して最も敵意に満ちた攻撃を展開しているのが、支持率約9%のメランションだ。自著『奴らをつまみ出せ』の中では、底なしの消費と軍事費が支えるアメリカ型の経済モデルは「命取りのからくり」であり、「文明の危機の
(英エコノミスト誌 2012年3月31日号) フランスの政治家たちは自国の経済問題に目をつむっている。そのため、解決はますます困難になっている。 ユーロ圏の国を訪れてみると、改革の嵐を心強く感じるはずだ。「イタリアを救え」計画は十分に進展し、どれだけ早計であれ、マリオ・モンティ首相がユーロ危機は終わりに近づいていると宣言できるほどだ。 スペインでは、マリアノ・ラホイ首相率いる政府が雇用市場の問題に取り組み、厳しい予算を発表しようとしている。ギリシャも問題は数々あるものの、野放図な支出と税金逃れの時代がもはや終わったことを認識している。 だが、ある国だけが、置かれた状況の変化にいまだ正面から向き合っていない。 フランスは大統領選挙の最後の3週間に突入する。4月22日に行われる第1回投票でどのような順位がつくかは極めて不透明だが、世論調査からは、決選投票では社会党のフランソワ・オランド氏が勝利
印刷 サルコジ仏大統領は6日、ジャンヌ・ダルクの生誕600年を記念し、生まれ故郷ドンレミ・ラ・ピュセル村に詣でた。右翼政党の国民戦線のルペン党首も7日、パリのジャンヌ・ダルク像前で集会を開いた。4月の大統領選を控え、政治家が相次いで愛国心を鼓舞する少女に願をかける。 ジャンヌ・ダルクは、英国との百年戦争の苦境に陥った祖国を救うために立ち上がったとされる少女。英国軍を撃退したオルレアン解放に貢献したのをはじめフランスを勝利に導いたが、宗教裁判で異端とされ、火刑に処せられたと伝えられる。 サルコジ氏は6日の演説で、「ジャンヌはいかなる政党にも属さない。今後も彼女を国民の団結の象徴として考えたい」と述べ、毎年5月1日にジャンヌ・ダルクをたたえる集会を開き、神聖視する国民戦線を牽制(けんせい)した。 ルペン党首は7日、記者団に「祖国の英雄で、(カトリックの)聖人であるジャンヌ・ダルクをたた
フランス・パリ(Paris)郊外にある民間テレビFT1のスタジオで、インタビュー前に写真撮影に応じるドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前首相(2011年12月11日撮影)。(c)AFP/THOMAS SAMSON 【12月12日 AFP】ドミニク・ドビルパン(Dominique de Villepin)前仏首相(58)は11日、仏TF1テレビに出演し、2012年の大統領選に出馬する意向を示した。 ドビルパン氏はジャック・シラク(Jacques Chirac)前大統領のもとで2002~04年に外相を、05~07年に首相を務めた。 だが、現段階でドビルパン氏の支持率は低迷している。フランスの調査会社LH2が11日に発表した世論調査によると、社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)前第1書記の支持率は31.5%、サルコジ大統領が26%、極
仏上院選挙について記者会見するジェラール・ラルシェ(Gerard Larcher)上院議長(2011年9月25日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【9月26日 AFP】25日に投開票が行われたフランス上院選挙は、最大野党の社会党(Socialist Party)を中心とする左派連合が歴史的勝利を収めた。 社会党とフランス共産党、緑の党の左派連合は、仏史上初めて上院での主導権を握る議席数を確保し、7か月後の大統領選で再選を目指すニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領に大打撃を与えた。 1958年の第5共和制発足以来、フランス上院は常に右派政党が主導権を握ってきたが、これが左派に揺れた25日の選挙結果は、すでに勢力が弱体化しているサルコジ大統領の出馬意欲をそぐものとなるかもしれない。 左派連合の歴史的勝利により、社会党の三選連続勝利への道が開けた可能性もある。
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