宜野湾市役所から普天間基地を臨む(1月7日正午) 今日の夕方、東京地検特捜部が民主党小沢幹事長の陸山会、大手ゼネコン鹿島建設に家宅捜索に入ったというニュースを伝えている。国会開会前のタイミングで政権与党の幹事長のところに強制捜査というのは、穏やかでない。自民党政権時には権力中枢の腐敗追及をすっかり棚上げしてきた特捜部は、いったいどんな「捜査根拠」を得たのか、いまのところわからないが、永田町も捜査絡みで大荒れになっていく。 しかし、西松建設事件の二階前大臣の事件処理とのあまりもの違いに引っかかる。もし、特捜部が入手した捜査根拠が客観的に見て看過しえないものであれば捜査を尽くすのが当然だろうが、現政権に打撃を与えることも狙うための動きであればとんでもないことになる。その評価は今後の展開を待つしかないが、相変わらず「検察リーク」はやりたい放題で、自民党時代と変わらない。 裁判員制度が始まって、捜