キリンビバレッジは10日、通常の商品より値段が最大で2倍もする清涼飲料水の高価格ブランド「別格」を11月4日から順次発売すると発表した。 原料を国産にしたり、使用量を既存商品より数倍に増やしたりして、高級感を出した。 発売するのは緑茶、コーヒー、ジンジャーエール、ウーロン茶の4種類。税抜き希望小売価格はいずれも375ミリ・リットル缶で200円。全国のコンビニエンスストアや自動販売機などでの販売を想定している。 佐藤章社長は記者会見で、「一口飲めば違いが分かってもらえる物を作った」と自信を見せた。 国内の清涼飲料は激しい価格競争などで利益率が低く、そうした状況を改善する狙いもある。