中国の上海で今月初め、「習近平の独裁には反対です」などと叫び、街頭の習氏の肖像画入りポスターに黒インクをかけた様子を中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」に生配信した上海在住の女性が突然姿を消した。警察に逮捕されたとみられていたが、故郷の湖南省の精神科病院に強制的に入院させられていたことが明らかになった。 これについて、ネット上では「本当の患者は入院させずにほったらかしだが、当局に都合が悪い健常者は逆に精神科病院に強制入院というのが、中国の実態だ」との書き込みがみられる。米政府系報道機関「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が報じた。