ザンビア東部を流れるルアングワ川のほとりに集まったカバたち/Wolfgang Kaehler/LightRocket via Getty Images (CNN) アフリカ南部ザンビアは、5月から東部州で野生のカバの駆除に着手する。同国の野生生物省が21日、CNNに明らかにした。計画に対して動物保護団体は強く反発している。 国立公園・野生生物局の発表によると、カバの駆除は東部州にあるルアングワ川渓谷で実施する。 この計画については、ザンビアの観光相が昨年10月に発表していた。ロイター通信によると、観光相はこの時点で、5年間で最大2000頭のカバを駆除すると説明していた。 カバの駆除は、動物保護団体の「ボーン・フリー」(本部・英国)などが強く反対したことを受けて2016年に棚上げされた経緯がある。ボーン・フリーは今回の計画についても強く非難、ザンビアのルング大統領に対し、即刻中止を求める書簡