カスタマーバーコードが掲載された納税通知書の見本。住所は滋賀県自動車税事務所のもの=県ホームページより 滋賀県が送付した自動車納税通知書の一部で両端が誤って切断されたミスが発覚したのを受け、県が見本として公表した画像に、実在する県民2人分の住所を特定できる「カスタマーバーコード」が写っていたことが明らかになった。画像が紹介されたニュースサイト「ヤフーニュース」のコメント欄(通称ヤフコメ)でミスが指摘され、判明。バーコードは手順を踏めば誰でも解読できるが、県税政課の担当者は「一般の人がバーコードを解読できるという認識がなかった。今後は点検を徹底する」と釈明した。 バーコードは、日本郵便が住所の自動読み取り処理を効率化するため導入され、差出人は郵便物にあらかじめ印刷しておくと、料金の割引を受けられる。郵便番号と住居表示番号などを意味し、どのコードがどの文字を表すかは、日本郵便の公式サイト上で公