ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が23日から日本を訪問するのを前に、教皇が反対している死刑制度をテーマにしたシンポジウムが開かれ、教皇との面会を希望している死刑囚の袴田巌さんも参加しました。 シンポジウムは、死刑制度に反対しているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が23日から日本を訪れるのに合わせて都内で開かれ、昭和41年のいわゆる「袴田事件」で死刑が確定したあと、無実を求めて再審、裁判のやり直しを求めている袴田巌さんと、姉のひで子さんも参加しました。 袴田さんは5年前に静岡地方裁判所で再審開始が認められ釈放されましたが、東京高等裁判所は再審を認めず、弁護団が最高裁判所に特別抗告しています。 カトリック信者の袴田さんとひで子さんは、教皇との面会を希望し、25日に東京で開かれるミサに招待されています。 教皇と死刑囚である袴田さんが会うことができれば、日本の死刑制度に国際的な関心