SHIBU ONSEN/YUDANAKA ONSEN DATA 7世紀に僧・智由に発見された湯田中温泉、8世紀に僧・行基に発見された渋温泉。隣り合っているけれど、湯田中は透明、渋は白濁、褐色、透明と、湯の色が異なるのが面白い。湯田中は近代的なホテルも多く、都会的。渋はまるで時が止まったようなレトロな温泉街。両方に泊まって、風情の違いを楽しむのがおすすめ。この地を訪れた文人墨客は多く、小林一茶、葛飾北斎、夏目漱石、若山牧水などなど。今、IターンやUターンで若いパワーが増え、長い歴史に裏打ちされた温泉街の伝統を大切にしつつ、今後を見据えた新たなトライがあちこちで始まっている。美味を携えて温泉街に移住し、新風を巻き起こす人々も。ますます賑わいそうな温泉郷である。 ノスタルジックな温泉街がグルメ街に変わる日も近い⁉ 渋温泉を知ったのは、世界中のおいしいものを知る知人のSNSだった。〈渋温泉食堂 ゴ
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