2016年9月11日のブックマーク (8件)

  • 東浩紀氏「シン・ゴジラと君の名は。を見て思ったのは、ひとことで言えば、オタクの時代は終わった」

    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma セカイ系と美少女ゲームの想像力がリア充キャラを主人公に据えることで奇妙にも国民的評価を得てしまった、という渡邉くんの分析はまったくそのとおり。ただぼくは、この「あと」になにが来るかという点では楽観的ではない。君の名は。は、一つの時代の始まりというより終わりを告げる作品に見えた。 2016-09-08 23:57:39 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma シン・ゴジラと君の名は。を見て思ったのは、ひとことで言えば、オタクの時代は終わったんだなということですね。第一世代のガイナックス系オタクと第二世代のセカイ系オタクの想像力が、同時に社会派になりリア充化し、オタク特有のぐずぐずしたどうしようもない部分がすっぱり消えた。 2016-09-09 00:10:15 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma それはいいことなのかも

    東浩紀氏「シン・ゴジラと君の名は。を見て思ったのは、ひとことで言えば、オタクの時代は終わった」
  • 思考実験「トロッコ問題」を全力で説明する/5人のために1人を犠牲にできるか? - 夜中に前へ

    「有名な思考実験の1つに、トロッコ問題というものがあります。今日はこのトロッコ問題について考えてみます。いいですか?」 「はーい」 トロッコ問題A 「スタンダードなトロッコ問題は、こんな内容です」 「線路を走っているトロッコが制御不能になりました。このままでは前方で作業中の5人がトロッコに轢かれてしまいます」 「えーっ!!」 「このときあなたは、線路の分岐器の近くにいました。あなたが分岐器のレバーを引き、トロッコの進路を切り替えれば5人は助かります」 「なんだ、やった。切り替えようよ」 「ところが、別路線にも1人作業員がいるため、代わりにその人が轢かれてしまいます」 「なんてこった」 「えー、無理だよ! 選べない!!」 「もしかしたらわかり辛いかもしれないので、図にしてみます」 「何か登場人物が全員モンスターに見えるんだけど!?」 「気にしないでください。ちなみにこの図は私がすごく頑張って

    思考実験「トロッコ問題」を全力で説明する/5人のために1人を犠牲にできるか? - 夜中に前へ
  • 集団はどうして愚かな結論に至ってしまうのか 『賢い組織は「みんな」で決める リーダーのための行動科学入門』 - HONZ

    「三人寄れば文殊の知恵」という。たしかに多くの場合、何人かでアイデアを出しあえば、ひとりで考えるよりいい決断に至ることができる。しかしその一方で、いつもそうとはかぎらないこともわたしたちはよく知っている。みんなで考えたのに愚かな結論に至ってしまった、いやむしろ、みんなで考えたからこそ愚かな結論に至ってしまった――そんなケースに誰もが思い当たるふしがあるのではないだろうか。 だがそうだとしたら、集団で考えるとどうしてしばしば失敗してしまうのか。そして、どうしたら集団としてより賢くなれるのか。それらふたつの問題に、書は行動科学の知見を用いながら迫っていく。 書の特色は、「集団のメンバーからいかに有益な情報を吸い上げるか」という視点から上記の問題を考えているところにある。集団の全メンバーが持つ情報を足し合わせると、その情報は、そのうちのひとりが持つ情報よりもつねに多い。よって、素朴に考えれば

    集団はどうして愚かな結論に至ってしまうのか 『賢い組織は「みんな」で決める リーダーのための行動科学入門』 - HONZ
  • 回帰分析②:線形回帰が使えないときに用いる高度な回帰分析方法

    生物統計を学んでいる人の中には、「結果変数が連続変数の時には線形回帰、二項変数(0と1など2つの値しか取らないもの)のときにはロジスティック回帰分析を使うべき」のように1対1対応のお作法のような形で教わった人も多いと思います。一方で、計量経済学で回帰分析を習った人の中には、「最小二乗法(Ordinary Least Square; OLS, 線形回帰)はありとあらゆる場合に使えるベストな方法であるので、結果となる変数の分布に拘わらずOLSを使える」(ちなみに結果変数が二項変数のときにOLSを用いることをLinear probability modelと呼びます)と教わった人もいるでしょう。初心者向けの統計学や計量経済学を読むとこのような説明がされているものが多い印象があります。このような教え方をすれば確かに手っ取り早く手が動かせるようになる(統計解析ソフトウェアを使って解析がはじめられ

    回帰分析②:線形回帰が使えないときに用いる高度な回帰分析方法
  • 成功するスタートアップは一夜にして成功する。ただし、

    「その一夜というのは大抵の場合 1,000 日目から 3,500 日目の間のどこかに起こる」と続きます。これは Startup L. Jackson の言葉です。つまり、たった一夜で成功することはあるが、そこに至るまでには長い時間がかかるということです。 もちろん Instagram のようにローンチ一日目で 25,000、一週間で 100,000 登録を獲得するサービスもあります。Y Combinator のThe Process が示すように、ローンチ後に TechCrunch に取り上げられて一晩だけ注目を集めることに成功することもあるでしょう。 http://www.slideshare.net/takaumada/throw-away-your-marketing-rally-in-the-sales-and-customer-supportしかし多くの会社やサービスや発明は「悲

    成功するスタートアップは一夜にして成功する。ただし、
  • ポストモダン以後、現代哲学の潮流はどこにあるのか

    いま世界の哲学者が考えていること IT革命とBT革命が人類の未来を変える? 資主義は21世紀でも通用するのか? 世界が再び宗教へと回帰していくのはなぜなのか? 21世紀最先端の哲学者が描き出す人類の明日とは。AI、遺伝子工学、フィンテック、格差社会、宗教対立、環境破壊……世界の難問がこの一冊でクリアに解ける! バックナンバー一覧 世界の哲学者はいま何を考えているのか――21世紀において進行するIT革命、バイオテクノロジーの進展、宗教への回帰などに現代の哲学者がいかに応答しているのかを解説する哲学者・岡裕一朗氏による新連載です。いま世界が直面する課題から人類の未来の姿を哲学から考えます。9/9発売の新刊『いま世界の哲学者が考えていること』からそのエッセンスを紹介していきます。第1回はポストモダン以後の現代哲学の潮流を概観します。 ポストモダン以後、哲学に何が起こったのか 連載では、世界

    ポストモダン以後、現代哲学の潮流はどこにあるのか
  • 回帰分析(その1):回帰分析で交絡因子の影響を取り除く

    学問の分野に関わらず研究をするにあたっては「回帰分析」を避けて通ることはできません。普段から研究やデータ分析に馴染みにある人たちには、このブログでそんな基的なことを解説するの?と思われる人もいるかもしれません。しかし、このブログは通読すれば知識がゼロの状態からでもデータを解析して読み解くのに必要なスキルセットが一通り身につくようになることをゴールにしているので、そのためには回帰分析をおろそかにするわけにはいきません。逆にビジネスをやっている方で、その業界では回帰分析はあまりやられておらず、エクセルのグラフだけで勝負しているようであれば、回帰分析をきちんとできるようになるだけで圧倒的な強みになるはずです。統計解析ソフトできちんと回帰分析して得られたデータが「機関銃」だとすると、エクセルでの解析は「竹やり」みたいなものだからです。いずれにしても数式を理解することよりもコンセプトをきちんと理解

    回帰分析(その1):回帰分析で交絡因子の影響を取り除く
  • 45年にわたる5000人の天才の追跡調査で「早熟の天才」ほど社会的・経済的に成功を収めやすいことが判明

    年少のときに数学的な能力や空間認識能力で高い点数をとる「早熟の天才」は、将来にわたって社会的・経済的に成功しやすいという結果が、45年以上という長きにわたって5000人以上の天才たちを追跡調査した研究「Study of Mathematically Precocious Youth(SMPY)」によって示されています。早くから能力を示す人ほど成功しやすいというセンセーショナルな研究がどのようにして生まれ、どのような議論を呼んでいるのかについて、Scientific Americanがまとめています。 How to Raise a Genius: Lessons from a 45-Year Study of Supersmart Children - Scientific American http://www.scientificamerican.com/article/how-to-r

    45年にわたる5000人の天才の追跡調査で「早熟の天才」ほど社会的・経済的に成功を収めやすいことが判明