ブックマーク / onoesan.hatenablog.com (65)

  • 2人は小説を書いている - onoesanとなんやかんや。

    私には、小さな頃に一緒に暮らしていた甥っ子と姪っ子がいる。 もはや社会人。あの小さかった2人がよくもまぁ育ったものだと感慨深い。 人として最も激変するであろう学生時代、コロナ禍だったため遠方で学生生活を送る彼らにはほとんど会えなかった。 だから私にとって彼らは、一緒に暮らしていた日々のままの姿であり、ある日突然大人になってしまっていた…そんな感じだ。 そんな彼らが、あるサイトで小説を書いているという。 一緒に暮らしていた頃、帰宅すると必ず玄関まで走って来てくれた。大人の中で私のことが一番好きだと言ってくれた。目に入れてもきっと痛くなかった。 そんな彼らの作品だ。そんなのどうしたって読んでみたいじゃないか。 しかし、話の流れでたまたま2人が小説を書いていることを教えてくれた姉は、彼らのハンドルネームをなかなか教えてくれない。 なんでそんなに渋るのか。…ああそうか、教えてもらっていないのか。ま

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    Hasumuro
    Hasumuro 2023/11/02
  • 息子の頭痛を治してもらった話 - onoesanとなんやかんや。

    中学2年生の息子は、夏休みが明けた頃から「頭が痛い」と言って布団から出られない日が増えた。 様子を見ていると、症状を訴えるのは主に月曜日の朝。もしくは前日の夜、遅く寝た日。土日に訴えたことは一度もない。 気候は関係ない様子のため気象病ではなさそうだし、前述のとおりなので起立性障害というわけでもなさそうである。 ということで、気持ちの問題であること、もともと朝がとてつもなく苦手なのに、塾のせいで生活リズムが夜にずれて、遅い時間にダラダラする癖がついてしまったこと。そのあたりに問題があることは明らかだった。 ただ、そうわかったところで、こちらの真っ当くさい理屈を大人しく聞いて、 「あー、なるほどね!考えてみたらそのとおりだよ。良いアドバイスをありがとう!母さん、俺、そこから気をつけなくっちゃね!」 などと答えてくれるような、そんな人物が思春期にいるのならば是非とも我が家の養子になってもらいたい

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    Hasumuro 2023/11/02
  • やるせない反抗期 - onoesanとなんやかんや。

    生まれてこの方、好意を持っている相手に、ここまで傍若無人な振る舞いをされた記憶はひとつもない。 好意を持っていない相手からならたくさんある。 小学1年生の時に隣の席に座っていたカワムラくん。彼は私に対して当に傍若無人だった。 当時、ネガティブな語彙と言えば「バーカ!」しか持たなかった彼は、私の顔を見れば「バーカ!」と連呼し、机をガンガンぶつけてきたり蹴ったりしてきた。 それから4年生の時に隣の席になったアオキくん。アオキくんもまた、かなり傍若無人な子供であった。 語彙がカワムラくんよりも多くなっていたので、毎日ちょっとしたことでネチネチとからまれ、とても陶しかった。 ただ、今になって振り返ると、実際のところ2人とも私のことが好きだったのではないだろうか。 ついついちょっかいを出してしまうという、小さな男の子によくあるやつ。 その線で記憶をたぐってみる。 しかし色々と思い返してみても、そ

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    Hasumuro 2023/11/02
  • オス猫はこのニオイを本当はどう思っているのか。 - onoesanとなんやかんや。

    ヨレヨレの体にたくさんの病気を抱えながら、秋に向かってますます欲旺盛な老、ソル。箱入りジイサン。15才。 何事もなかったかのようにシレッと生活しているが、余命宣告された日から2ヶ月以上が過ぎている。 時にしおしおと、時にガツガツと。明日は明日の風が吹く。一寸先は誰にもわからない。 相変わらず、オナラのクサさは家族の中でも群を抜いている。 音はない。 激臭は予告なく、事中だろうと密閉中だろうと、扇風機の風に乗って運ばれてくる。 刺激的過ぎるニオイは全て病気のせいだ。おなかが痛くはないかと心配こそすれ、責める気などまったくない。 しかし、ニオイの出どころはついつい確認してしまう。 気にしないタイプだから傷ついている様子はない。 居場所を確認すると、我関せずとグウスカと寝ている。 もしくは、キリリと素敵にしている。 気品すら漂わせた涼しい顔をしている。 そう言えば血統書に記載された正式名は

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    Hasumuro 2023/10/04
  • デキるメス猫 - onoesanとなんやかんや。

    リビングのドアは、ほんの少しの隙間があれば、前脚を引っ掛けて内側から開けたり、押して外から入ってこれたりと自在に開け閉めができる。 そのくせ、2階のドアは仕様が逆というだけで、スキマがあっても自分で出入りできず、ドアの前で固まっている。 ジャンプしてドアノブを下げることができる(しかも後ろ脚で立ち上がり、前脚を合わせて拝むプチ芸すら持つ)同い年のソルと比較すると、圧倒的に分の悪い老、ルナ。箱入りバアサン。15才。 しかし彼女には類い稀なる能力がある。 この2年近く、ソルのおかげで彼女の事は混乱を極めている。 ソルの病気と嗜好性の問題に巻き込まれ、何十種類ものフードに加えて手作りごはんまで、それはもうコロコロと事内容が変わっている。 大概はソルのお残しの後始末。だからその日によって量もかなり変わる。 それにも関わらず、この2年の間というもの、月に一度計る彼女の体重はまったく変わらない。

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    Hasumuro 2023/10/04
  • 本日お手紙風です。 - onoesanとなんやかんや。

    朝夕はようやく人心地つけるような気温となってまいりましたが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて、8月の終わり頃からしばらく更新をせず、また皆さまのブログを拝読することもなく過ごしており、ひさしぶりに先日更新しましたところ、無事で良かった的なメッセージを数件頂きました。 日頃綴っている余命宣告された老齢ヨボヨボのことを心配してくださったに違いない、ついでに飼い主の私のことも心配してくださったに違いない、そう思うと、思わず駆け出してしまいたくなるほど嬉しかったです。 当にありがとうございました。 敢えてメッセージまではね…でも、最近見かけないなとは思っていたよ、という方も(勝手に存在を仮定)大変ありがとうございました。 老も私も、おかげさまで元気にしておりました。 可愛いソルが、なんと秋を迎えようとしており感無量です。 そのことに感謝し、ついでに、唯一べても下痢にな

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    Hasumuro 2023/10/04
  • 夏休み最後の日 - onoesanとなんやかんや。

    夏休み最後の日、家の中は朝から静まり返っていた。 緊迫感が、台所で朝を作る私のところにも伝わってくる。 息子がようやく夏休みの宿題にとりかかったようだ。 明日、持っていかなければならない喫緊の課題は3つ。 理科の自由研究。家庭科の調理レポート。英作文。 国語と数学は明日の授業がないらしく、漢字書き取りや数学の演習問題などは後回しである。 朝べ終わると、 「じゃ、おかーさんは家庭科ね。オレはまず理科の自由研究をやっつけるから。終わったらお互いヘルプってことで。」 と、いきなり割り振られた。 これ以上巻き込まれるのは絶対にごめんだった。 先週はさんざん巻き込まれたのだ。 「ちょっと心配になってお電話しちゃったんですが、ピアノはどうでしょう?間に合いそうでしょうか」 と、担任教師から心配そうな声で電話があったのは確か先週の初めで、その直後に、今度はピアノの先生から、 「このままだと間に合

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    Hasumuro 2023/09/08
  • たかが呼び方、なのだけれど。 - onoesanとなんやかんや。

    ブログを始めて家族のこともボチボチ書くようになってからというもの、書きながら違和感を感じている言葉がある。 ズバリ"主人"だ。 他の方の記事を読んでいる時は、内容に意識が向いているため、どの方がどのような呼称を使っているかまでは思い出せない。 けれど大体、女性の場合は"夫"、"主人"、"旦那さん"など。 男性の場合は""、"奥さん"、"嫁"、少し上の世代で"家内"といった感じ。 あとは男女ともに、"パートナー"とか。愛称で書かれている方もいる。 "パートナー"は性別もイメージさせないので今の時代にピッタリでとてもいいなと思うけれど、自分の口から違和感なくスルッと出てくるようになる日が来るだろうか。 現時点では想像もつかないけれど、会話の中で自然に出てくるようになる日が来れば良いなと思う。 "夫"というのが1番使いやすそうなのだけれど、距離的なところがどうも違う感じがして照れ臭い。 それで

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    Hasumuro 2023/09/08
  • 老猫、粘る。 - onoesanとなんやかんや。

    おそらくあと数日、1番頑張れても余命1ヶ月でしょうという診察を受けたあの日から、今日で1ヶ月と10日あまり。 相変わらず、ヨダレを垂らして気持ちよさそうに寝ているか 網戸にとまった虫の観察か 缶が欲しいと頼んでいるか おかげさまで小康状態を保っている老、ソル。 ここに来て、慢性腸症と繊維反応性疾患に対する対策として与えてきた下痢を抑えるための高繊維が、胃腸への負担にもなり始め、諸刃の剣のようになりつつあり、ゴハンの内容とタイミング、コントロールがますます難しくなってきた。 当の人は、急性膵炎、膀胱結石に肥大型心筋症まで抱えているのに、暑い中、平常心で過ごしている。なんか、すごい。 先生には、利尿剤以外の薬はもう全てやめて良いし、下痢になろうが何をべさせても良いと言われていたけれど、復調の兆しが見えてからは薬もゴハンも生きることを前提にやってきた。 今はとにかく、目指せ秋!だ。 エ

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    Hasumuro 2023/08/22
    私たち人間にとっても、ペットにとっても、今は暑過ぎますよね、、、。僕も、ペットの白文鳥を思うと、秋を待ち遠しく思います。
  • ひさしぶりのビール - onoesanとなんやかんや。

    ソルが、今日も朝っぱらから缶をグビグビと夢中で飲んでいる。 飲み物のように一気にべては、「ハイハイ、まだまだ入るよ!おばちゃん、早く次の、持ってきて!」と立ち上がって得意のポーズで拝み倒してくる。 その姿を見ていると、おばちゃんは当に、うっとりと幸せな気持ちになる。 元気で嬉しいよ。今日もほんとにありがとう。 心からそう思っている。 けれど。 緊張感が少しずつ薄れてきた、というのもまた真実なのだった。 よくもって1ヶ月、の1ヶ月はもう、次の木曜日にやってくる。 だが、ここ10日近くは当にいつもと変わらない。 主人などは、前より元気になった気がする…とまで言っている。 一方の私はソルの夜中の急変が心配で、診断が出て以来ずっとお酒を飲まずにいる。 お酒のない生活にすっかり慣れたと思っていたけれど、不意に、表面に冷たい汗をかいた生ビールのジョッキをありありと想像してしまった。 いや、

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    Hasumuro 2023/08/09
  • 老猫の仕事 - onoesanとなんやかんや。

    雌の老は働いている。 そう言ってしまっても良いかもしれない。 日に1回、休みの日には多くて3回、1日の中で考えたらごく短い時間ではある。 短い時間であるが、主人の腕の中に有無を言わさず入れられている。 腕の中にいる時は、仕事だと割り切っているフシがある。 大人しく丸まり、ジッと耐えている。 ヒゲヅラでスリスリされても、ギュッと抱きしめられても、目は一点を凝視し、ぬいぐるみのように動かない。 同じでも雄の老、ソルの方は、短毛で痩せている上、お子さま気質で我慢が効かない。 主人が抱くとウナギのようにスルリと逃げてしまう。 抱き心地も、長毛で丸い雌、ルナの方が圧倒的に良い。 中身は完璧に液体、スライムのようなタルタルな柔らかさ。 表面は触れるだけでオキシトシンが分泌されてしまうフワフワの毛。 そこにクリクリとした目や、まんまるのマズルがついている。 リモートの日は更に頻度が増えるから、疲

    老猫の仕事 - onoesanとなんやかんや。
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    Hasumuro 2023/08/09
    猫さん、飼い主様、伴侶様、それぞれの方々の思いはやはり「家族」ですよね。とても感動致しました。
  • お題"エタポテ"に私も参加しました。 - onoesanとなんやかんや。

    「永遠にべ続けたいと思うほど美味しいポテトサラダ、エターナルポテトサラダを作ってみよう。」 今のところ参加人数が極めて少ないため、料理下手な私でも気負わずに参加できました。 ※※お題ではなかったかもしれません。 先日も貼り付けたばかりなので少し追っかけっぽいのですが、datsuryokuseikatsuさまの過去記事、そしてそこに付いていたコメントを見て、私もどうしてもべてみたくなってしまいました。 これです↓ そこそこ都会に住んでいるはずなのですが、私も"いぶりがっこ"をスーパーの売り場で見つけるのに、結構時間がかかりました。 ようやく入手して開封。どれどれ。 …なるほど。 最高です!歯応えがキュウリのようで泣きそうです。アレルギーで二度とべられなくなったキュウリ!これからはキュウリが恋しくなったらコチラを頂こうと思います。私も秋田に乾杯させていただきます。 onoesan.hat

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    Hasumuro
    Hasumuro 2023/08/09
    風情と、、そしてとても美味しそうですね。
  • ウナヒコに比べたらなんでもない。 - onoesanとなんやかんや。

    もしも私と同じくらい庶民で、似たような金銭感覚を持つ友人たちに我が家の家計を赤裸々に打ち明けたら、きっと全員、その場で石化してしまうだろう。 2匹の老と暮らすために、我が家が月々いくら支出しているか。 ショックでお茶をこぼしてしまう子が続出するだろうから「申し訳ないけどカップを置いて、落ち着いて聞いて欲しいのだけど…」という枕詞は絶対に必要だし、そうして話してみたところで信じてもらえないかもしれない。 姉ならきっと、ソル(オス15才)が姉一家の苗字を名乗る飼いであったことなど完全に頭からすっとばして、なにやってんの?早く目を覚ましなよ!と言うだろう。 エミちゃんだったら、のくせに生意気だと、ソルとルナの頭を小突きに来るかもしれない。 onoesan.hatenablog.com 金銭感覚と実際の出費とのギャップによる、心の葛藤は続く。 そうした経緯で、ウナヒコが産まれた。 ウナヒコ

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    Hasumuro 2023/07/24
  • 老猫と共に、なぜか見守られる私。 - onoesanとなんやかんや。

    ソルは、これまで何度も重体と言って良い状態から復活しているけれど、さすがに今回の復活は、日頃はソルとあっさりとした付き合いをしている主人も目を丸くした。 丸2日近く、ほとんど飲まずわずでグッタリ動かなかったのだから無理もない。 「2足でまた立ちそうな勢いだね。」 ーそれがもう、明け方から何度も立っているのだよ… ハラがヘッタ!と鳴くソルに、 「おまえ、昨日の今日でよくそんなデカい声が出せるな」 と、さらに驚いている。 無理もない。 ソルには私もビックリしているし、動物病院の先生だってビックリしている。 別に大袈裟なというわけではないのだ。 もしも私がソルだったら、こんなに畳み掛けるように病魔に襲われたら、もっとひねくれて、誰も撫でてくれないような不幸な顔になっているだろう。 なんと言っても立ち直りが早い。 べ物のことに意識が集中し過ぎていて、それ以外のイヤだったことは全部、すぐ

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    Hasumuro 2023/07/24
  • ぐっすり寝た。 - onoesanとなんやかんや。

    信じられないくらい寝た。 昨日は日中もうつうつらしたりしていたのに夕後もまた寝た。そして夜もきっちり寝て、朝起きてもまだ眠い。 老の体調が悪くなってから、夜間救急もあり得るだろうとアルコールをずっと控えている。 今思えば、昨夜はその腹いせをしてやろうと思ってしまったのかもしれない。 マグロをたくさん頂いたから、冷静に考えたら引くくらいの量のゴハンを丼に盛り、そこにトロロをかけて、その上に信じられないくらいの量のマグロを切って乗せた。 見た目は、量を売りにしている定屋さんよりはひどい。 それをガツガツとべた。他の家族も私にならって無言でガツガツとべて、みんなあっという間にべ終わった。 主人が無言ですべての洗い物をしているあいだ、邪魔をしないように寝たふりをしたら、当に寝てしまった。 目が覚めたら50を過ぎた体はひどい胃もたれに襲われて悲しくなった。 でもこんな悲しみなんてソル

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    Hasumuro 2023/07/24
  • 高い猫缶ばっかり食べちゃって。 - onoesanとなんやかんや。

    ルナ(メス15才)の右の前脚が少し痛そうなのが気になって病院に連れて行こうと思った矢先、彼女が起き上がった後の床を見たら水たまりができていた。 しれっと事を始めた彼女の元へ行くと、毛が濡れている。 15年間一緒に暮らしていて初めてのお漏らしだった。 ちょうど、ソル(オス15才)の薬も終わったところだったので、2匹を連れて病院に行った。 いつもなら、2匹一緒に連れていく時というのは、あくまで主役はソル。 ルナの方は、定期検診という名目で甲状腺の薬をもらいに行くだけだ。 だから診察室に入ると先ずはルナをケージから出す。 先生がチャッチャと診てすぐにケージに戻して終了。 で、主役のソルをじっくりと。 ケージから出されたソルは、先生にもスタッフの皆さまからもたくさん撫でられて満足そうにゴロゴロいう。 ところが今回は立場が逆だった。 ケージから先に出されたソルは、体重が1キロ増えたことを確認し

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    Hasumuro 2023/07/11
  • オスとメスはやっぱり違うと思うこの頃の話 - onoesanとなんやかんや。

    少し前から右の前脚が痛むようで、びっこをひくようになったルナ(雌15才)。 ああ痛そうだなと思って見ていると、目が合う。 目が合うと、 「なに?いつもどおりなんだけど?フツーに歩いてるけど?見るのやめてくれる?フン!」 と、その瞬間からシャキシャキとかっこよく歩く。 ルナはいつだってそうなのだ。 急性腎不全になった時もそうだった。 石油ストーブにあたる私のそばに突然ヨロヨロと来て、そのまま何も言わずに(だから言わないのだけれど)パッタリ倒れた。 目も合わせてくれなかった。 「痛くて気絶したように見えてるかもだけど、フツーに寝てるだけなんだから…ね。フン!」 という感じだった。 動物病院で、ルナの「おかあさん」と呼ばれることにずっと違和感があった。 私はルナのお母さんじゃない気がする。 ところがソル(雄15才)を連れて行く時には、その呼称になんの不自然さも感じない。 素直にソルのお母さ

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    Hasumuro 2023/07/08
  • さよなら、キュウリ。 - onoesanとなんやかんや。

    予兆は一昨年前からあり、キクラゲとの悲痛な決別も、今思えば続くキュウリへの伏線だったのかもしれない。 onoesan.hatenablog.com onoesan.hatenablog.com 自分の人生において、主役ではないけれど稀代の名バイプレーヤーとして、長年どんな場面でもさりげない存在感を放っていた。 気軽で親しみやすく、楽な気持ちで付き合えていたから、別れなんて想像したこともなかった。 長い間ずっと、意識すらしないほど当たり前に、好きだった。 でも昨日、はっきりとわかった。 これ以降、親密な関係を続けていくことはできない。 この思いはここで終わりにしなければいけない。 心は少しも変わっていないのに、体が拒否している。 こんなに好きなのに。 さよなら、キュウリ。 先週、家庭菜園をされているご近所のサキコさんから、今年初の採れたてのキュウリを頂いた。 みずみずしくて、 「さあ、今す

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    Hasumuro 2023/07/08
  • フツーの親は「普通」が好きだという話。 - onoesanとなんやかんや。

    44才で保育士資格を取って保育園で働き出してから、イヤなこともたくさんあったけれど、軽めに見積もってもその100倍は幸せをもらったなと思っている。 幸せな仕事だと心から思えたのは、性格的に向いていたのと、大変さの種類が保育園とはまるで違う業種で働いていたからかもしれない。 実際、入職して初めて福祉の現場を体験した日は、こんな"仕事"もあるのかと、目からウロコがたくさん落ちた。 入職後の数年間は、モンテッソーリメソッドや療育の資格取得、研修などに週末が丸々費やされることもあったけれど、久しぶりの"勉強"は、気恥ずかしいくらいに学生気分に戻ることができて若返った(気がした)。 ただ。 50才を過ぎると、私の体力と関節が持たなくなってしまった。無念だ。 体の事情に家の事情もいくつか重なり(メインのひとつがの介護であることは保育園の関係者には決して言えない…)4月以降はクラスに入らず、少しずつフ

    フツーの親は「普通」が好きだという話。 - onoesanとなんやかんや。
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    Hasumuro 2023/07/08
    まさに良い加減(いいかげん、適当)を、とても素晴らしく思います。
  • 明け方に飼育員のような気分になりながら、介護の大変さを思う。 - onoesanとなんやかんや。

    この1週間ずっと気持ちが奮わなかったのは、梅雨の天気のせいかもしれないし、思いがけないところから予想もできない敵意を向けられて、それを体力気力が落ちていたためにうまく避けられず、うかつにも真正面から受け止めてしまったせいかもしれない。 けれど何より、すべてひっくるめた最大の原因は"夜勤"による睡眠不足だ。ああ今日は昼寝ができて最高!!ネコたちも2倍は可愛く見える。 この1週間というもの、老ソルは、べる時間の工夫も吐き気どめを飲むタイミングの調整もむなしく、深夜の1時30分台に嘔吐を始めることを日課にしていた。 毎晩、それはすばらしく正確に、時計が深夜1時半をまわった頃にスタートする。 派手に吐く音で眼を覚ますと、それがいつだって判で押したように正確にその時間だったから、7日目の昨日は少しワクワクと時間を確認してしまった。1時32分だった。すごい! この時点でベッドに再び戻ることは諦め、

    明け方に飼育員のような気分になりながら、介護の大変さを思う。 - onoesanとなんやかんや。
    Hasumuro
    Hasumuro 2023/06/23