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ブックマーク / kenichinishimura.blogspot.com (91)

  • 米最有力VCのみるインターネットの潮流

    2012年最初のブログということで2012年はどんな年になっていくのか、それを考える際の参考になりそうな資料を紹介したいと思います。 FacebookやTwitter、Zynga、Patn、Spotifyなど様々な有力スタートアップに投資を行うアメリカ最有力のベンチャーキャピタル、KPCBがインターネットの2011年における潮流をまとめたレポート。 昨年10月にサンフランシスコで行われたWeb 2.0 Conferenceにおいてウォール・ストリートのアナリストからベンチャーキャピタリストへ転身したMary Meeker氏によってプレゼンテーションされたものです。 このレポートでは、インターネットにおける現在のトレンドが11の項目で紹介されているのですが、今回はその中でも注目すべきものを3つほどピックアップしてみました。 1. モバイルデバイスの爆発的成長とそれによってもたらされる個のエン

  • 2012年のカンヌライオンズにおける6つのトレンド

    Tweet http://kenichinishimura.blogspot.com/ Don't be lame 年に1度実施される世界最大級の広告賞、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルが17日から始まっています。 TwitterのCo-founderであるJack Dorseyが今年の"Media Person of the Year"に選ばれていたところから興味をもち、先日も河尻亨一 (@kawajiring)さんの開催されていた”2012 cannes meet up”に参加して、いろいろ勉強させていただいていたのですが、Adverblogにて今年のカンヌを見据え、昨今のトレンドをまとめた記事があったので、そちらを紹介してみたいと思います。 --- 1. ポスト・デジタル オンラインとオフラインの境目はより曖昧なものになり、その両方をまたがないようなキャンペー

  • FoursquareとAirbnbの初期プレゼン資料

    もはやブログ読者の方には、おなじみBusiness Insiderにここ数年で急成長を遂げたWebサービスである位置情報サービス、Foursquareと旅行者のための空き部屋マッチングサービス、Airbnbの初期プレゼン資料が掲載されていました。 2年前の格始動から順調に成長しているように見えるFoursquareと紆余曲折を経てここまでたどり着いたAirbnbが当初どのようなビジョンとビジネスモデルを描いていたのか、がわかる貴重な資料ではないかと思うので紹介してみたいと思います。(Airbnbの経緯についてはこちらなどが参考になります→『14ヵ月で1000%成長したAirbnbのさらなる可能性 - eBay for spaces』) ちなみに、Foursquareは現在までに1,500万のアプリダウンロードを達成しており、60億ドルの事業評価を受けています。一方のAirbnbは13億

  • 8,000万円規模のプロジェクト達成が相次ぐKickstarterの驚くべき3つの事実

    Tweet http://kenichinishimura.blogspot.com/ Don't be lame Venturebeatに最近のクラウドファンディングサービスブームの元祖、米Kickstarterに関して驚きの記事がありました。 2月9日に史上初の100万ドル(約8,000万円)の資金を集めるプロジェクトが2つ誕生したKickstarter、さらにもう一つ100万ドルプロジェクトが誕生したとのこと。 今回は、そんな勢いに乗っているKickstarterの最近の動向について3つご紹介したいと思います。 (参考:ブログにおけるクラウドファンディング、Kickstarterに関するこれまでの記事→『クラウドファンディングについて調べてみた。』、『着実に社会に変化をもたらすクラウドファンディング』、『4つの観点で振り返るKickstarterの2011年』) 1. 収益母体が加

  • タイムライン対応だけじゃない!Facebookのこれからについてマーケターが押さえておくべき10のポイント

    Tweet http://kenichinishimura.blogspot.com/ Don't be lame 2月29日のfMC NYCで発表されたFacebookページの仕様変更に伴い、様々な情報が錯綜しましたが、その全容を日語でしっかりまとめていた記事がなかったので、メモがてらまとめてみました。(日語記事であまり触れられていない点を中心に。) 1. Facebookページにおける投稿をそのファンにしっかりと届けるための新広告商品、Reach Generator 「Facebookページの投稿は実際にはそのファンのうち、16%以下しかリーチしていない」というデータがfMCにおいて公表され、ブランドによるFacebookの無料機能以外の利用が進むよう新たな広告商品、Reach Generatorが発表されました。 Facebookのプレミアムアカウントになることで利用可能になるこ

  • これは面白い!と唸ったクリエイティブなFacebook活用事例8撰

    Tweet 日においては、Facebookをマーケティングの側面からどう使っていくかはまだまだ試行錯誤の段階。 しかし、Facebookが既に普及している世界各国では様々なFacebookを活用した事例があります。 今回はそんな世界各国で行われたFacebookを活用したマーケティング事例のうち、これは凄い!と感じる素晴らしい事例を8つほどご紹介:) 1. "Flowers form Facebook" 誕生日を祝うというFacebook上で活発に行われているアクションを活用した利用がこちら。 1-800 Flowers.comはFacebook上でハッピーバースデーを伝える際に、花束をその日のうちにプレゼントすることを可能にするアプリ"Flowers from Facebook"を展開。 誕生日に花を送るという習慣の現代におけるあり方を提示しました。 Flowers from Face

  • スタートアップにおける重要ワード、”Pivot”の10の実例

    Tweet 最近、スタートアップ関連のイベントなどに参加させていただくことが 多いのですが、そういった場で頻繁に聞かれるワードの一つに”Pivot”というものがあります。 ”Pivot”というのは、簡単に定義すれば、サバイブが厳しいケースなど状況を見ながらプロダクトやビジネスモデルの転換を図ることです。 しかし、具体的な事例となるとあまり知られていないように思うので、今回はそんな”Pivot”の事例をいくつかご紹介したいと思います。 1. PayPal PayPalのケースは”Pivot”の代表例となっている事例です。 CEOのPeter Thielらの元々のアイデアは、PDA間での送金を可能にすることでした。 現在でもまだ実現の途中にあるモバイルペイメントのサービスだったといえます。 PayPalはその後、全く想定していなかったeBayにおける代金支払いの手段としての利用が増えたことを機

  • Facebookにおけるファンについて気を留めておくべき10のこと

    Tweet 先日のMashable!にFacebookでファンとなってくれているようなユーザーの行動に関する調査が載っていました。 調査実施は今年の1月で、アメリカが調査対象なので必ずしも日についても当てはまるとは限りませんが、比較・参照の対象として、また調査結果自体も非常に面白かったので共有したいと思います。 1. 18歳以上のユーザーの52%が少なくとも週1時間以上Facebookで過ごしている さらに、50代未満のユーザーの10%以上が週に10時間以上利用している、というのは凄まじいですね。 2. Facebookはユーザーがブランドと接点を持つ最も大きなソーシャルメディアとなっている これは、Twitterのプレゼンスが低いアメリカだからこそですが、Facebookの方が抵抗が薄いというのはあるのかもしれません。 また、”35歳以下のユーザーの56%にとってFacebookは彼ら

  • 最近、すごいと思った4つのインタラクティブコンテンツ

    Tweet webの表現力ってどんどん洗練されていくなー、とニュースをみながら常々感じざるを得ないのですが、今回はそんなwebまわりの技術を活用し、これはやばい、と痺れたコンテンツを4つほどご紹介。 以下に紹介するような技術が今後、様々なところで見られていくのではないかと思います。 1. Nissan iAd iAd開始当初からのパートナーである日産によるiAd。 360度回転してみれたり、左へ右へ動かせたりとかなりリッチ。 iPhoneに搭載されているジャイロテクノロジー(gyro technology)を活用し、実現したのだとか。 2. Disney iPad App こちらはディズニーが発表したiPadアプリ。アプリ用に特別に作られた『カーズ』のフィギュアをiPadの画面上で動かすと、その挙動に応じてiPadの画面にも様々なアクションが発生するというもの。 3. screen-top

  • ad:tech Tokyoで学んだソーシャルCRMに関する5つのこと

    Tweet 昨日、世界最大級のデジタルマーケティングに関するカンファレンス、ad:tech Tokyoに参加して来ました。 カンファレンスやイベント、ブース展示などが格化するのは日からですが、昨日はそれに先立ちソーシャルCRM(顧客管理:Customer Relationship Management)というソーシャルメディア時代における企業と顧客の関係性に関するイベントが行われていました。 今回は、その中のメインセッション、『Business Landscape of Social CRM: Consumer Experience Bring into New Innovation, Orgnization Improvement and Brand Value』から勉強になった点をメモ。 ソーシャルメディア管理ツール、CoTweetのCEOであるJesse Engle氏の他、ANA

  • Touch Vision Screenがハンパない件について

    Tweet 凄まじいと思った技術についてご紹介。 モバイル端末のタッチスクリーンでリアルタイムな操作を可能にするタッチビジョンスクリーンという技術に関するビデオを発見しました。 コンピューターがまさに状況を理解しているかのような動画です。 以前、モバイル端末で台頭している利用シーン、『”ながら利用”』について書きましたが、これが実用化されるとさらにモバイル端末の可能性が広がりそう。 すぐに思いつくようなユースケースでいえば、New YorkのTimes SquareでForever 21のAR看板にちょっかいし返すみたいなことはすぐできそうw よりインタラクティブ性を増す技術として今後の展開を注視したいですねー:) 楽しみ。 【参考】 『Touch Vision Interface by @teehanlax #openFrameworks #Arduino #Android | Crea

  • これからのタブレットのあり方を占う16のコンセプト

    Tweet デザイナーやブロガー向けの情報を発信しているhongkiat.comに非常に興味深い記事があったのでご紹介。 タブレットのあり方を模索するデザイナーさんが作ったコンセプトモデルが掲載された記事でした。 1. MacBook Duo Kane Yanagawa氏によるコンセプトデザイン。MacBook Airのような概観でありながら、キーボードはタッチパネルとなっており用途に応じて、読書などの際には2画面表示への切り替えが可能。 2. MacView MacBook Duoが開く形で2画面となっていたのに対し、このMacViewはスライド方式。用途に応じてタッチキーボードやその他の情報が表示される模様。また、デスクトップ機器としてはめ込むことも可能な模様。 3. MacBook Page MacBook Pageは先進的なデザインがウリ。ソーラーパネルを備えているため、コンセント

  • デバイス変化で消費者の行動はどのように変わってきているのか

    Tweet スマートフォンやタブレットのような新しいデバイスが社会に浸透することで消費者の行動はどのように変わっていくのか、というのは非常に注目されるトピックですが、アメリカにおいてThreatMetrixとPonemon Instituteの2社が合同でそのような調査を行なっていました。 以下にその結果の概略をまとめ。 ▼オンライン購入を行う際のデバイス別利用意向比率 以前としてPCが49%と約半数を占めていますが、スマートフォンとタブレットの総和も同じく49%であり、その点から考えてもスマートフォン/タブレット対応というのは非常に重要であることがわかります。 ▼スマートフォン/タブレットでの購入が楽な商品/サービスについて 音楽とスマートフォン/タブレット用アプリというiTunesにおけるメインコンテンツが順当にランクイン。iOS5の登場により、これからスマートフォン/タブレットはPC

  • アジア発のトップアプリを選ぶ、"Asia's Top 50 Apps"を眺めてみた

    Tweet アジアのwebの動向を伝えるe27が開催していた"アジア発のトップアプリ50(Asia's Top 50 Apps)"というコンペティションの結果が出ていたので、どんなアプリが受賞していたのかちょっと見てみました。テクノロジーブームが起こる中、シリコンバレーが注目されていますが、TechWaveさんの「TechWave塾」でも8期はアジアをテーマに掲げていたり(→『熱いぜ!アジア TechWave塾第8期受講生募集開始【湯川】 : TechWave』)と非常に将来性のあるマーケット。 そんなアジアから生まれたアプリのうち、面白いものを見つけようという試みが"Asia's Top 50 Apps"。 正直、TechCrunchやVentureBeat、Mashableなどで紹介されているアメリカ発のアプリと遜色ないアイデアをもったものばかりでした。 それでは以下、各部門を受賞した

  • アメリカのNPOはどのようにソーシャルメディアを活用しているのか

    Tweet PR Daily Newsに「アメリカで最も大きな50のNPOがどのようにソーシャルメディアを使っているのか」をまとめたインフォグラフィックが掲載されていました。 作者は、あのアメリカ最大のクラシファイドサービス、Craig's listのCraig Newmark。 先日も、『なぜ"Infographic"は重要なのか:Don't be lame』という記事でインフォグラフィックへの注目度が高まっているという話を紹介しましたが、起業家さんの間でも注目をされているとは。 ちなみに、「最も大きな」は「最も収益を上げている」という形で定義されています。 日でもNPOの効果的なソーシャルメディア活用という文脈では、@SocialCompanyさんや@IHayatoさんなどが活発に活動されていますが、ベンチマークの対象としてのアメリカはどの程度進んでいるのかを理解する上で非常に参考に

  • 個人的にもっと広く使われるようになって欲しい素敵なサービス3選

    日々web界隈のいろんなものを調べたり、実際に試したりしているのですが、見た瞬間に素敵だと思い、かつその後も使い続けられているものというのはほとんどありません。 今回は最近、そんな稀有な存在となった(もしくはなりそうと感じている)サービスでもっと利用が拡大してほしいなぁーと思っているものを3つほどご紹介。 1. Feed.ly Feed.lyはRSSフィードリーダー。(iPhone/iPad版もあり。) 以前は同じ分野のReederというデスクトップアプリを使っていたのですが、個人的にブラウザでアクセスしたいというニーズが強く(アドオンでブックマークしたり、ソーシャルメディアに流したりするので。)、webアプリで同じくらい見やすくデザインされているFeed.lyに落ち着きました。 Tumblr、Google+のフィードも見れたりするので、非常に便利。 これを利用してくれる人が増えてもらいた

  • Instagram活用に見るソーシャルのトレンドを開拓している5つの先進的企業

    Tweet ソーシャルメディアやIT、広告周りの先行事例等のリサーチが僕の主な職務なのですが、その際に最も参考になるのはやはり先んじて新しいことに取り組み、かつうまくやっている企業、事例を見ることです。 今回はそんなソーシャルメディアでの取り組みに積極的かつ成功しているいくつかの企業を、昨年から爆発的な成長を遂げているInstagramを先進的に活用している企業の中から紹介してみたいと思います。 1. Starbucks Starbucksについてはもはや説明不要なレベル。以前の記事、『共創(Co-Creation)プラットフォームがいよいよ日にも』でも紹介したCo Creationプラットフォーム、『My Starbucks Idea』やFoursquareのメイヤーに対する割引プログラム、Facebook内の友人のスターバックスカードにクレジットを送ることができる『Give a Gi

  • 「こんなところで働きたい!」と思った世界各国のおしゃれオフィス

    Tweet Inc.comに"The World's Coolest Office"というとっても素敵な特集があったので、その中から個人的に「こんなところで働いてみたいなー。」と思ったオフィスをピックアップしてご紹介。 ▼天神山のアトリエ(日・群馬) 群馬にある、「天神山のアトリエ」は光を大きく取り入れた開放的なスペース。快晴の日とか特に気持ちよさそう! 動画も発見しました。 ▼The Hub Madrid(スペイン・マドリッド) 以前、『Hubを東京に持ってきたい!』でも紹介した社会起業家向けコワーキングスペース、The Hubのマドリッドブランチ。かつては鉄道の駅だったスペースを改築し、決して無駄なお金をかけることなくリノベーションされたとのこと。もうすぐできるThe Hub Tokyoにも期待!→『Like a Silicon Valley: グローバルに繋がるCo-working

  • デザインに優れた10のアプリアイコン

    Tweet Webdesigner Depotに『A collection of creative beautiful app icons(クリエイティブで綺麗なアプリアイコンコレクション)』という素敵な記事があったので、内容を抜粋してご紹介。 機能がぱっと見ですぐわかり、かつアイ・キャッチングなアイコンって素敵:) さっそく以下から。 1. Sparrow Sparrowは非常に簡単にメール処理ができるUIがウリのメールクライアントアプリ。 そのアイコンも特徴に合わせ、手紙が紙飛行機になって飛んでいるというもの。 シンプルに何を実現してくれるのかがわかるアイコンです。 ツイッターをするようにメールを処理できる Sparrow がすごい | Lifehacking.jp 2. Things for Mac ThingsはMac向けのGTDツール。 チェックされた書類がケースの中に収まってい

  • 急成長するTumblrのイマが掴める17の事実

    Tweet Mashable!に大好きなTumblrのデータを整理したインフォグラフィックが掲載されていたのですかさずご紹介!(過去にもこんなの書いてきました!→『tumblrの勢いがいよいよ格化してきた』、『Tumblrのマーケティング活用における可能性』) Tumblrに関するいろんな面白い事実を発見できた素晴らしいインフォグラフィック:) 早速以下より。 --- ▼概況 1. 開設されているTumblrブログ:33,313,876 2. これまでの累計投稿数:12,255,883,250 3. 1秒間に行われる投稿数:38,000 4. 投稿に占める写真の割合:42% ▼ロイヤリティ別ユーザー、訪問回数の割合 5a. Addicts (月30回以上訪問する中毒者):全ユーザーの2%。全訪問数の43%。 5b. Regular (月2回以上30回未満訪問する定期ユーザー):全ユーザー