人間も植物も、高い湿度と暑さに体を徐々にならして乗り越えなければいけない夏がやってきました。春にきれいな花を見せてくれた球根は、今ではもう地上部が枯れて地下で肥大し、休眠を始めています(休眠参照)。限られた面積で花を作っている方は、掘り上げて球根を一時ほかの場所で管理した方が夏花壇を思う存分楽しめてよいかもしれません。 来年も花を楽しみたい場合、一般的には花が咲いた後、花茎を切り取り種をつけないようにします。お礼肥えを与え、緑の葉を大切にし、光合成を十分にさせて来年用の球根を太らせることに集中します。