ソーシャルタギングは“勝手メタデータ” Web2.0の手法をここで導入していくのであれば、集合知を使ってメタデータを作っていく方法がある。つまり、ソーシャルタギングだ。たとえば初期の段階からソーシャルタギングを活用してきた写真共有サイトのFlickrでは、人々がアップロードした写真に他のユーザーがさまざまなタグをつけることができる。それによって、アップロードした本人でさえも気づかなかったような新たな分類方法が生まれ、その写真が新しい生命を与えられている。おそらくテレビ番組に関しても、テレビ局や制作者側がメタデータの付与(タギング)を行うだけでなく、多くの人々がさまざまな考え方やセンスに基づいてソーシャルタギングを行った方が、ずっと豊かで興味深い番組の活用方法が生まれてくるのは間違いない。しょせん制作者側の発想は一意でしかなく、本来の意味での多様性は持ち得ないからだ。 だが、テレビ局の側には
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