本館で書きかけていたら,メンテナンスに突入されてしまったので(-_-;),こちらに書き直します(あとで本館にも再upする予定です). 今回,昨年末の「図書館民営化」論争から始まり現在に至るまで続く,公共図書館をめぐる議論に顔を出して,ご発言されているブロガーやブックマーカーの皆さんには,心の底から感謝してます.これほど図書館業界の外側的視点が活発に提示され,議論の内容が深められているのは,これまで僕が参加してきた公共図書館をめぐる議論では,ほとんど初めてではないかと(^^;).僕も既に20年近い図書館業界でのキャリアを持ち,またパソコン通信を自宅に導入してからでも10年以上の経験があり,図書館をめぐる議論もあれこれ経験してきましたが,これまでの議論は参加者にしても議論の幅にしても,どうしても業界内の域を出ず,幾つかの意味で業界の主流から外れた視点*1で公共図書館を考えてきた僕は,随分ともど
【別冊からの転載】 別の記事を書いていた時にふと思ったこと。 親が子供に対してどういう態度に出るかという話だが、この2つのケースの共通点を考えてみたい。 ケース1 子供が、ほしいゲームがあって、「友達はみんな持っているから買ってほしい」と親にねだる。その時親は、「よその家はよその家、だから買いません。」と突っ撥ねる。 ケース2 子供に月2000円のお小遣いをあげていた親が、同級生の親から「うちは月1000円です。」という話を聞いた。よく聞くと、他の親たちも月1000円だという。そして親は「お友達はみんな月1000円だから、あなたも月1000にしましょう。」と言った。 おわかりかもしれないが、ここでの共通点は「親が自分に都合のいい方に物事を解釈する。」という所。 こんな妙な事例を持ち出して何が言いたいのかといえば、図書館経営においても、このような「都合のいい解釈」が存在するということだ。
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. (注:このエントリ中のURLは、多くがアクセスできなくなっています。あらかじめご了承ください。) 昔、infotalkというメーリングリストがあった。 入社して1年目、上司から「勉強になるから入っておけ」といわれて緊張しながらエントリのメールを出した。 ちょうど、MOSAICがL10N化されたり、DeleGateができた頃だったと思う。当時流れた記事は、ここで垣間見ることができる。話題が高度でついてゆけなかった。 そして1995年1月17日。兵庫県淡路島北部を震源とする平成7年(1995年)兵庫県南部地震発生。(概要は神戸市消防局ページから引用) その日の夜、20:05に奈良先端大で http://shika.aist-nara.ac.j
ほんとにもうこれは声を大にして言いたい。そして、報道関係者は、卒業アルバムのポートレート写真をいい大人に関して使用することを業界内で自主規制して欲しい。 卒業アルバムにはどこかしらに「無断転載・複製を禁ず」とか書いてあるのだろうけど、これがちっとも徹底されていない。だから、もっとはっきりと、「当アルバムの写真・記事を含む全ての内容について、母校の許可なく二次利用することを固く禁じます。無許可で第三者に資料提供する行為もおやめ下さい。」と書いておいて、報道は勿論、バラエティだとかドキュメンタリーだとか、そういうので使用する場合も、あらかじめ正式に書類で申請し、許可を出すというかたちにすべきだ。勝手に使われた場合教育委員会か学校が訴訟を起こせばいい。(勝手に差し出した卒業生にも何らかのペナルティが行くようにしなければならないかも…。) なにが苛立つって、真面目なニュースで画面いっぱいに詰め襟の
図書館断想:情報リテラシー教育という虚妄を読んで。 これは私の勝手なイメージなのだけれど、katz3さんが1段落目で述べられているような能力、いわば情報を批判的に読み解く能力は、日本では通常「メディア・リテラシー」と称されることが多いように思う。一方、図書館や電子ジャーナルの使い方、あるいはパソコンの操作方法などは、「情報リテラシー」と呼ばれ、katz3さんご指摘のように大学も含めた学校教育の中で行われる場合には「読み解き」の方ではなくこちらであることが多いようだ。 本来メディア・リテラシーには読み解くだけではなくメディアを使いこなす能力や情報発信力も含まれるはずだ。メディア・リテラシーへの取組みで有名なカナダを始め、欧米の方ではメディア・リテラシー教育は学校教育の中の(日本でいうところの)「国語」の時間に取り入れられ、「読み解き」と「制作」(自分たちで番組やCMをつくるとか)「発信」(自
岩手日報【節約図書館、蔵書は寄贈 矢祭町、運営に懸念も】 久し振りの矢祭町ネタ.この記事,共同通信社の配信なので東京新聞や京都新聞にも掲載されていましたが.とうとう図問研が引っ張り出されましたか(^^;). “節約図書館”は関係者に波紋を広げている。司書らでつくる図書館問題研究会の西河内靖泰副委員長(51)は「図書館の存在意義は建物よりも蔵書・資料にある。数さえそろっていればいいというものではない。住民ニーズを踏まえた収集方針が先にあるべきだ」と話す。このコメントに対して,僕よりも先にtohruさんが痛烈な批判を書いていますが,全くその通りだと思います.僕も以前「プロ公共図書館員たちはこの国の住民の「民度」,自分たちが育ててきた公共図書館利用者の「民度」をどうやら,かなり低く見積もっていたんじゃないでしょうか」と書きましたが,まさにそれがこのコメントによって実証されたようなものです. や
貸出中心、民営化云々と御託を並べる以前に、図書館法第三条を読み返してください。 私たち公共図書館員は地域の人たちが健康で活き活きとした生活ができるように、元気な町づくりのために図書館サービスを通じてサポートしているのではないのですか? 貸出数を増やすことや、施設や設備を誇ることは、私たちの本分ではないはずです。 (図書館奉仕) 第三条 図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望にそい、更に学校教育を援助し得るように留意し、おおむね左の各号に掲げる事項の実施に努めなければならない。 一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード、フイルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視覚聴覚教育の資料その他必要な資料(以下「図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。 二 図書館資料の分類排列を適切にし、及びその目録を整備すること。 三 図書館の職員が図書
よしみの日常の記録?? テーマはお仕事(司書教諭です)から趣味、そして息子(猫)のことまでいろいろと。 スクーリング中で、レファレンス実習というこの事態の中、某明治時代の文豪を読み始める(名は生徒たちに見つからないためにも伏せます)。 さて、夏休みの課題として生徒たちに5名の近代文学の文豪たちから一人を選び、作品論を書かせるのが、私の授業恒例。 例年ならその某文豪を選ぶ生徒は少なく、あっても比較的(あくまでも比較的)短い自伝的作品だったため支障はなかったのですが、なぜか今年は超長編(しかも複数作品)を選ぶ生徒が多く、私も読み直さないとならない次第。 嫌いな作家だから、避けてきたのに…。彼のせいで某大学院落ちたから因縁の人なのに。 一応生徒たちには難しいよ、とはいったのですが、意外とやる気満々で。 おかげで頭を休める暇がありません。
とりあえずコマンド行編集と投稿用アドレスの自動設定の機能のみの実装版ですがAndroid Marketに登録しましたので携帯百景のアカウントをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。 まずはマーケット->アプリケーション->ソーシャルネットワークへ こんな感じで表示されるはずですが、後ろの方に流されているかもしれませんね http://jp.androlib.com/android.application.com-natu-android-movapichelper-qzxx.aspxにアクセスしてQRコードで直接、マーケットを開いてしまうのが早いかもしれません。 コンタクトリストを見に行くのでインストールの時に注意が表示されます 無事インストールが終わったら投稿用アドレスを自分のAndroid携帯に登録しましょう 一旦PCのgmailから携帯百景から投稿した後、Android携帯の連絡
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